2016年ロボスタ読者が注目した記事は何? 年間人気記事&シェア数ランキング発表!【あけおめ】

明けましておめでとうございます! 2017年もよろしくお願い致します。

さて、昨年はまさにロボット業界にとっても生みの年でした。新たなロボットが発売されたり、開発中のロボットの情報が公表されたり、史上初の試みが発表されたりと、新たなことが数多くスタートした1年だったと思います。

そんなロボット業界の専門メディアとして、現在月間36万PVにまで成長したロボット情報WEBマガジン「ロボスタ」で今年人気の高かった記事は何なのか。PV数ベース、そしてSNSでのシェア数ベースでの年間ランキングを作成しました。



年間ランキング(PV数ベース)

第1位


Googleに買収された日本企業「Schaft」が思わず「すげー!!」と叫びたくなるロボットを公開

Googleに買収されたシャフトが今年4月に都内で開催された「NEST2016」で新たなロボットを公開したことが話題になりました。何と言っても「脚に関節がない」という点が斬新で、読者の皆様にも興味深く映ったようです。こちらの記事は、NewsPicksやはてなブックマークなどでも話題になり、一時サーバーがダウンしてしまうほどアクセスが集中しました。(もうサーバーダウンは起きないはずです)

第2位


タカラトミーの新感覚ペット型ロボット玩具「うまれて!ウーモ」発売!! タマゴが孵化する感動と成長する喜びを体験

タカラトミーから10月に発売された「うまれて!ウーモ」の記事が年間ランキング第2位に選ばれました。今でもアクセスが多い人気記事です。というのも、今「うまれて!ウーモ」は子供達の間で大人気となっており、なかなか手に入らない状況になっているようです。たまごっち並みのブームを巻き起こしているようですよ。まだご覧になられていない方はぜひご覧ください。

第3位


Google Alphabet傘下のロボット企業「ボストン・ダイナミクス」、トヨタへの売却が合意間近か

Google Alphabet傘下のあのボストン・ダイナミクスの「トヨタへの売却が合意間近となった」という情報がアメリカのテックメディア「Tech Insider」で報道されたのを受け、掲載したこちらの記事が年間第3位に選ばれました。それ以降、こちらの件の報道はなされておらず、現在の状況は定かではありません。


第4位


【ハウステンボス】ロボットの王国「変なレストラン」レポート

ロボットスタートの社長である中橋が自腹で行ったハウステンボスの「変なレストラン」のレポートが年間第4位に入りました。ロボットが接客や調理を行うという近未来の店舗。ハウステンボスの「変なホテル」の第二弾が舞浜にできるということも発表されていますが、変なレストランの横展開も楽しみですね。


第5位


【シャープの神対応】「RoBoHoN(ロボホン)に起きた悲劇」の後日談

こちらは、【ロボホンに起きた悲劇】首が折れたロボホン、それでも踊るロボホン…という記事の後日談。初日に購入したロボホンが壊れてしまい、修理に出したロボホンが返却される際の心温まるエピソード。シャープさんの対応が素晴らしかったです。

第6位


【人造乙女美術館】オリエント工業の超絶美しいラブドールは「不気味の谷」を飛び越えたか!?

オリエント工業が銀座で開催した人造乙女美術館の記事が第6位に入りました。オリエント工業さんが作るラブドールの非常に精緻な作りの外観は、本物の人間と見間違うほど綺麗でした。この外観を作る技術とロボットの技術が組み合わされば、過去にないほど綺麗なアンドロイドができるかもしれません。

第7位


【インタビュー】Pepperの父・林要さんの新会社「GROOVE X」が作るロボットとは?

Pepperの開発リーダーを務めた林要さんが新会社「GROOVE X」を立ち上げた際にインタビューした記事がランキング7位に入りました。現在「Groove X」が開発中のロボットはまだデザイン含め非公開の情報が多いですが、わかっていることは「ノンバーバル・コミュニケーション」に主眼を置いたロボットであること。他のロボットとはまた違うアプローチのため、どんなロボットを作るのかと気になっている方は多いようです。

第8位


【未来の店舗】みずほ銀行八重洲口支店(新型店舗)に行ってきました【FinTech】

5月16日(月)にオープンしたみずほ銀行八重洲口支店の体験レポートが第8位にランクイン。この八重洲口支店では、みずほ銀行のFintechの取り組みを体験することができます。IBM Watsonと連携したPepperを体験したり、資産運用ロボを体験したりと、銀行の未来を感じられる店舗に読者の皆様も興味津々だった様子です。

第9位


タカラトミーが新しいタマゴ型のなにかを計画中らしい・・もしかして新型ロボットなのか?【うまれて!WOOMO】

なんと年間第2位に引き続き、第9位にも「うまれて!ウーモ」の記事がランクイン。注目度の高さが伺えます。

第10位


サイバーダイン、AIGジャパンと業務提携 「保険の”サイバニクス革命”」推進へ

第10位には、11月21日に発表されたサイバーダインとAIGジャパンの業務提携のニュース。ロボット業界の方々だけでなく、投資家の皆様からの関心も高かったようで、NewsPicksなどでも取り上げられました。


以上がPV数の年間ランキングでした。続いてシェア数ランキングです。



年間ランキング(シェア数ベース)


第1位


Googleに買収された日本企業「Schaft」が思わず「すげー!!」と叫びたくなるロボットを公開

SchaftのロボットのニュースがPV数とシェア数ともに第1位に輝きました。シェアしたくなるロボットですよね。編集部でも「すげー!」という叫び声が飛び交っていました。

第2位


物語の力でロボットを導入する環境を整える 「karakuri products」松村礼央氏インタビュー

2016年12月からタチコマによる商品受け渡しの実証実験を開始した「karakuri products」の松村礼央さんのインタビュー。どうしてタチコマを選んだのかというポイントが語られています。ロボットの開発をする方々、活用を考えている方々にとっても非常に価値がある情報が語られており、ツイッターを中心にシェア数が伸びたようです。

第3位


Google Alphabet傘下のロボット企業「ボストン・ダイナミクス」、トヨタへの売却が合意間近か

こちらもPV数ランキングと同様に年間第3位にランクイン。ボストン・ダイナミクスの今後の動きが気になりますね。

第4位


【最大耐荷重10kg】世界初、2本のロボットアームをもつ直接作業型大型ドローン、愛知のドローンメーカーが開発

愛知のドローンメーカー・株式会社プロドローンが開発したこちらのドローンが、Facebook、Twitterで拡散されました。椅子を運んでいる動画が印象的でしたね。Twitterのコメントなどを読んでいると、「ついにここまで来たか」という未来感にワクワクした方が多かったようでした。

第5位


最新版のロボット業界カオスマップを公開、デベロッパー100社超え、ロボットは61種に

ロボスタ編集部で更新中のカオスマップの2016年第3版が第5位にランクイン。過去最大のロボット数、過去最大のデベロッパー数ということで、多くの方にダウンロードして頂きました。現在の最新版はこちら。今後も死ぬ気で更新していきますのでお楽しみに!

第6位


人が乗れる4メートルの「巨大人型変形ロボット」の開発を行うためのLLPが設立! 量産化を視野に

アスラテック、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSが共同で設立した有限責任事業組合のニュースが第6位。本気で世界中に巨大人型変形ロボットを広めていきたいという意思が感じられ、ニュースを書きながらワクワクしたことを覚えています。

第7位


【インタビュー】Pepperの父・林要さんの新会社「GROOVE X」が作るロボットとは?

GROOVE Xの記事はSNSでも人気でした。設立してからほとんど情報を出していない中での記事だったため、多くの読者の方々にシェアして頂いたようです。今後もGROOVE Xの動向はロボスタでも注視していきます。

第8位


ロボホン人気アプリ「ロボ釣り」用「釣り竿」、シャープの職人がいい仕事しすぎな件

ロボホンの「ロボ釣り」というアプリ専用の釣り竿をシャープさんから1本譲っていただきまして、それを詳細にレビューした記事がFacebookを中心にシェアされました。細部までこだわって作られており、ロボホンファンの方々からは「欲しい!」という声も多く見られました。

第9位


【里見のロボットと遊ぼうvol.1】ロボット女子たちがMusioに英語を教えてもらいながら癒されてきた

ロボット女子の皆様が「Musio」に英語を教えてもらうという企画が第9位にランクイン。女子がロボットと戯れている様は絵になりますね。ロボスタでは今後「ロボット女子」の皆様にたくさん露出して頂く予定です。そちらもお楽しみに〜。

第10位


シャープが家電の人工知能化スマートホーム「AIoT」に向けて新しい会話ロボット「ホームアシスタント」を発表

第10位には、シャープから発表された音声アシスタントデバイスがランクイン。海外ではアマゾンエコーやグーグルホームなどが市場を席巻し始めていますが、国内ではまだプレイヤーがいません。この分野は2017年、さらに注目されていくことでしょう。


というわけで、ロボスタの2016年の記事ランキングでした。 2017年はさらに多くの皆様にご覧になって頂けるように、そしてロボットを世界中に普及させていけるように編集部一同頑張っていきます! 今年もよろしくお願い致します!

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ロボスタ編集部

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