アップルもAI研究団体「Partnership on AI」に参加か?

アマゾン、グーグルなど錚々たるメンバーが加入するAI研究団体「Partnership on AI」に、ついにアップルも加入するかも!?とブルームバーグが報じました



「Partnership on AI」って何?

この団体は、「AI研究におけるベストプラクティスのサポート」「AI研究のオープンなプラットフォームの構築」「AIの理解を深めること」の3点にフォーカスを当てている非営利団体です。米国大手AI各社が参加していることで注目を集めています。

詳しくはこちらの記事、アマゾン、グーグル、Facebook、IBM、MicrosoftがAI研究の組織「Partnership on AI」を設立! 各社のAI技術をまとめてみたをご覧いただければと思います。



ついにAppleも参加?

Amazon、DeepMind、Google、facebook、IBM、MicroSoftの6社が参加しており、発表当時、Apple、Twitter、Intel、Baiduなどの大手プレイヤーが参入していないことも話題になりました。


Partnership on AI01
そんな中、今回報じられたのは「ついにAppleも参加し、近いうちに発表されるだろう」というもの。

現在、AppleとPartnership on AIは、この件についてはノーコメントという状況ではありますが、また続報あり次第お伝えしたいと思います。



Apple Siriさんにも聞いてみた

Appleで最もAIを感じられるのが音声アシスタントのSiri。そのSiriさんに質問してみました。


Partnership on AI02
人工知能について教えてもらおうと思ったのですが、Wikipediaを見てとのことでした。


Partnership on AI03
AIについてどう思うか聞いてみたところ、こちらもノーコメントでした。

僕はこう思った:
Appleも随分変わってきてますね。昨年末、AIに関する論文を発表するなど、ことAIに関しては随分とオープンな姿勢になってきていますね。AIに強いエンジニアを採用するためには、秘密主義では難しいということかもしれません。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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