アスラテック、建設機械を操縦する人型ロボット「DOKA ROBO」のコックピット型コントローラの開発に協力

アスラテック株式会社は、建設機械操縦用人型ロボット「DOKA ROBO」(ドカロボ)向けの新しいコックピット型コントローラの開発に協力したことを発表した。

本コクピット型コントローラは、株式会社カナモト(北海道札幌市)、株式会社KGフローテクノ(東京都港区)、株式会社富士建(佐賀県佐賀市)が共同で開発を進めているもので、アスラテックが開発したソフトウェアおよび回路基板が採用されている。


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建設機械操縦用の人型ロボット「DOKA ROBO」。人間の代わりに建設機械の操縦席に座らせ、ロボットの手などを遠隔で操作することで、建設機械の遠隔操縦を実現できる。

「DOKA ROBO」は油圧ショベルなどの建設機械に搭乗させることで遠隔地から操縦することができるロボット。災害時の危険地域など、人が入っていけない場所での重機作業も可能となる。2014年、2015年には、国土交通省が実施した「次世代社会インフラ用ロボット開発・導入現場実証(災害応急復旧)」にも参加した。

「DOKA ROBO」本体の制御には、アスラテックが開発する人型ロボット制御用ソフトウェア「V-Sido」が採用されており、さまざまな操縦装置への対応が可能。

これまで 「DOKA ROBO」の操縦装置には、レバーやボタンなどを備えたプロポ型の専用筐体や、ヘッドマウントディスプレイが使われていた。


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従来の DOKA ROBO のコントローラ。ブーム、アーム、バケット、旋回を行うための操縦用作業レバ ー2 本、移動時のクローラを動かす操作用走行レバー2 本、各種ボタンスイッチをまとめた、プロポ型の筐体となっている。

これらは小型で安価に製造できる点などがメリットである一方、普段から建設機械の操縦に携わっているオペレータにとっては、操作に使い慣れていないため本来の技術が発揮できないこともあったという。今回新たに開発されたコントローラは、熟練したオペレータが使いやすいように、実物の大型パワーショベルのコックピットをベースに、操縦装置として改造したものとなっている。


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DOKA ROBO 用の新しいコックピット型コントローラ。実物の重機のコックピットがベースに使われており、普段から重機を使っている操縦者が直感的に利用できる。

コックピット型コントローラは、「DOKA ROBO」本体と併せてワゴン車で運ぶことが可能で、可搬性にも優れているという。

新しいコックピット型コントローラは、1月31日から東京ビッグサイトで開催される、イベント関連のサービス・製品に関する展示会「イベント JAPAN2017」のカナモトのブース(東京ビックサイト西館・ブース No:64)で初めて一般に公開される。ブースでは DOKA ROBO とコックピット型コントローラの展示のほか、コックピット型コントローラを用いて玩具のパワーショベルを操縦する体験コーナーも設けられる予定だ。

アスラテックは、「『DOKA ROBO』とコックピット型コントローラの商用化に向けて、今後もカナモト、KGフローテクノ、富士建に協力していきます。」と語っている。

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ロボスタ編集部
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