最新AI音声アシスタント「Clarity」、タッチパネル付きで「Alexa」にも「OK Google」にも対応!

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PAN OCEAN (HK) TECHNOLOGY LIMITED (宽洋(香港)科技有限公司)による、新しいスマートスピーカー「Clarity」がクラウドファンディング中だ。残り25日を残して、既に達成率230%を超えており、人気の高さが伺える。

※ 製品名称はClarityからClazioに変更された。


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Photo: Pan Ocean (HK) Technology Co., LTD.

タッチスクリーンの液晶画面を中央に設置、画面の左右にスピーカーを付けた形のデバイスだ。タッチスクリーンがあることでWEB閲覧、動画コンテンツ再生、TV電話などスマートスピーカーに比べるとその活用方法は広がる。価格は109~119ドルと低価格だ。

しかし、このデバイスの驚くべきポイントとは画面があることだけでなく、その音声認識システムにある。


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Photo: Pan Ocean (HK) Technology Co., LTD.

なんと、Amazon Alexaと、Googleの音声認識システムを同時に採用しているのだ。


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Photo: Pan Ocean (HK) Technology Co., LTD.

「OK Google」では、WEBサイト閲覧、ガソリンスタンド検索、翻訳、フライト情報確認などが例としてあげられている。


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Photo: Pan Ocean (HK) Technology Co., LTD.

「Alexa」の例として、音楽再生、アラームセット、カレンダーチェック、ニュースチェック、レストラン検索などがあげられている。

どちらの音声認識サービスでも基本的にできることは大きくは違わないので、好きな方を使えるということになる。


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Photo: Pan Ocean (HK) Technology Co., LTD.

このデバイスの競合比較資料によれば、スマホとスマートスピーカーの組わせが比較対象だ。AlexaとOK Google両方使えるデバイスは現時点ではこのClarityのみ、しかも99.99ドルと他のデバイスに比べて、低価格であることは魅力だろう。


オフィシャルのイメージ動画も公開されている。当然、画面のないスマートスピーカーよりもタッチスクリーンがある方が使い勝手は良さそうに見える。


僕はこう思った:
「OK Google」か「Alexa」で迷っている人はこれを選ぶのはありかもしれません。



《中橋 義博》

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中橋 義博

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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