思いをすぐに手紙で届けてくれる配達員ロボット「POSTIE」

今回はコミュニケーションロボットではなく、人と人のコミュニケーションを手伝う新しいコンセプトのプロダクト、「POSTIE」を紹介します。


公式サイトの説明は以下の通り。

POSTIEは、思いをすぐに手紙で届けてくれるメッセンジャーボックス。写真もスタンプも手書きのメッセージも、メールのような手軽さで届けてくれます。手紙よりも早くて、メールよりもハートフル。これは、大切な人を「手紙」で結ぶ、あなただけの配達員です。

とても興味深いコンセプトだと思います。実際にその仕組をみていきましょう。



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Photo: POSTIE

仕組みは簡単です。メッセージを受信する人はPOSTIEにスマホを事前にセットしておきます。メッセージ送信する人は、専用アプリを使って手書きまたはスタンプまたは写真を選んで送信します。メッセージを受信する人のPOSTIEがそのメッセージを実際に紙に印刷して出力してくれるというものです。例えば、孫がおばあさんに、家庭から入院中の家族に、日本から海外へ、メッセージをリアルな形で送り届けることができるのです。



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Photo: POSTIE

実際の手紙にくらべてスピーディーですし、メールに比べればとても温かい感じがします。印刷された紙は、壁に飾ることもできます。なかなか素敵ですよね。



POSTIE04

Photo: POSTIE

ハードウェアは本体+POSTIEアプリをインストールしたスマートフォンを組み合わせて使う構成になっています。本体とスマートフォンはBluetoothで通信を行います。もう使わなくなったスマートフォンでもOKだそうです。そうすれば常にPOSTIEにセットしておけますからね。


そして、見た目がとってもロボットっぽいですよね。液晶画面に表示される目や、口から出てくる紙。とても可愛いデザインです。



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Photo: POSTIE

本体に内蔵されているのが、このサーマルラインドット方式のプリンタ。総ドット数は384ドット、ドット密度は8ドット/mm、対応用紙サイズは58mmとなっています。



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Photo: POSTIE

メッセージを送信する側のスマホアプリは手書きで文字や絵もかけますし、スタンプを選んでもいいし、モノクロ写真も選ぶことができます。



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Photo: POSTIE

事前に容易されたスタンプもとても洒落たものです。



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Photo: POSTIE

このPOSTIEはINDIEGOGOでクラウドファンディングが終了しており、目標額の105達成で成立しています。残念ながら今からオーダーすることはできません。1台の価格はアーリーバードで99ドル、通常で119ドルといった価格設定でかなりリーズナブルなものでした。



POSTIE04

Photo: POSTIE

現在の状況は、パッケージもできあがり出荷も近そうな状況です。実機が手に入ったらまた改めてレビューしたいと思います。


最後に公式の動画をどうぞ。


僕はこう思った:
実機レビューもお楽しみに!


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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。