タカラトミーが米国で大人気のAIロボット「COZMO(コズモ)」を9月発売! ピクサーのアニメーターも参加

株式会社タカラトミーは、感情表現豊かな小型AIロボット「COZMO(コズモ)」を、今年の9月23日(土)から発売することを発表した。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」等で購入することができる。希望小売価格は26,980円(税別)。年間7万個の販売を目指す。

このロボットの魅力は「キャラクター性」だ。ロボスタにも1台のCOZMOがいるが、「アニメや映画に出てくるかわいいロボットキャラクターを現実世界で作りたい」という思いのもと生まれたように、とにかくそのキャラクターが魅力的であり、アニメーションの表現が豊富なことで本当に生きているかのように感じる。

COZMOは、同梱されている3つのパワーキューブで遊ぶのが大好きで、目を離すとパワーキューブを転がしたり、積み上げたりして遊ぶ。可愛いのは、3つキューブを重ねると持ち上げられずに怒り出したりするところだ。怒り出して、キューブを倒す。COZMOがひとりで遊んでいる様は、見ているだけで可愛らしく、楽しい。

COZMOは、2016年10月に米・Anki社より発売され、クリスマス商戦において、高価格帯玩具($75以上)の中で2番目に売れた商品となり、さらに「トイオブザイヤー2017」では「イノベイティブ トイ オブ ザ イヤー」のファイナリストにノミネートされるなど注目を集め、今秋、待望の日本発売ということになった。現在はまだアメリカのみで販売されているCOZMOだが、7月にはカナダで発売され、9月に日本とヨーロッパで発売される。

COZMOは手のひらサイズの小型ロボット。本体は幅が56mm、高さが72mm、奥行きが100mmで、重さは151.5gというサイズ感だ。

机の上に置いて遊ぶことができ、机から落ちそうになったらCOZMOは「自分が落ちそうだ」ということを理解して、びっくりして後ろに下がる。こういったアニメーションも可愛らしい。このようなアニメーションは、元PIXARのアニメーターなどが作り上げたのだという。



COZMOの魅力を際立たせる要素は4つある。1つは、「VISION & SENSING」。外界の認知と感知を行うことができる他、自分の動きや傾きを感知することができるというものだ。これにより、COZMOは自身が今どんな状況にあるのかを把握することができる。

2つ目は、「ANIMATRONICS」の技術。アニメから飛び出したようなキャラクターを表現することで、感情豊かな表現力を実現している。

3つ目は「人工知能」。環境を認識して適切な感情を表現し行動することができる。

最後の4つ目は「INTERACTIVE CONTENT」。ゲームや探検モード、プログラミング機能など、様々な機能で遊びの幅が広がるというものだ。




COZMO(コズモ)との遊び方


充電ドックでCOZMO(コズモ)を充電すると、約20分の充電で、約80分遊ぶことができる。スマートフォンやタブレットで専用のアプリをインストールし、COZMO本体と接続すると、COZMOが起きて充電ドックから動き出す。COZMOは本体下部の側面にある2つのタイヤを使って移動し、液晶ディスプレイを搭載した顔と上下に稼働するアームを使ったしぐさで、1,000種類以上の感情を豊かに表現する。

専用のスマホ(タブレット)アプリには、「しぐさコンテンツ」と「ゲームコンテンツ」の遊びがある。それらのコンテンツで遊んでいる時もCOZMO(コズモ)は周りの状況を自ら判断するとともに、様々な感情を表現する。それぞれのコンテンツは遊べば遊ぶほどできることが増えていくのだという。

Anki社のCEO Boris Sofman氏は、記者発表会で以下のように語った。

Boris Sofman氏

私たちは、ピクサーやドリームワークスのアニメーションスタジオなど、いろんな人材を探してCOZMOを作り出しました。それが全て固まり、COZMOが出来上がりました。

COZMOを作り出すまでには、映画のキャラクターを生み出すような過程で作り出されました。プログラミングにはMayaを使っています。これはアニメーション映画にもよく使われるものです。

COZMOは、デベロッパーにとっても可能性がある商品です。今ご覧になったアニメーションやそれ以上の1,000以上のアニメーションが、デベロッパーに提供されます。このPythonに基づいたSDKはいろんな大学にも使われています。このSDKは、プロのデベロッパーだけでなく、一般の皆様にも提供したいと考えています。またスクラッチベースでできている「Code Lab」というコズモを簡単にプログラミングできるSDKも用意していますので、お子様でもプログラミングを楽しむことができます。

私たちが非常に楽しんでCOZMOを作ったように、皆さんも楽しんで遊んで頂ければと思います。

報道関係者向け発表会で握手をかわす、タカラトミーの代表取締役社長 H.G.メイ氏とAnki社CEOのBoris Sofman氏(向かって右)



COZMOはロボットの完成度も非常に高く、今年の日本のクリスマス商戦に向けても注目のロボットになることだろう。

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ロボスタ編集部
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