第1回タピアアイデアソン「最優秀賞はどのアイデアに?」アイデア発表、入賞作発表レポート! - (page 2)



チームA:スマートホーム with タピア(おかんと暮らす)


自己管理にはパートナーが必須です。なぜなら、つい食べ過ぎたり、飲みすぎたり、寝過ぎたり、散財したりしてしまうからです。



自己管理が出来ない人は、健康もお金も人とのつながりもダメになり、ダメンズorダメウーマンになってしまいます。



そんなあなたにはおかんが必要です!



そこで、結果にコミットする「SMARTHOME with TAPIA」です。

おかんタピアの役割は以下はこちら。おかんらしさを存分に発揮してくれます。





ビジネスモデルの全体像です。賃貸、分譲マンションなどと共に以下のような形でのビジネスを想定しています。



発表は以上です。



続けて質疑応答です。

(Q)おかんじゃなくて彼氏や彼女の方がよいと思いました。
(A)彼氏彼女が一般的なモデルとしてイメージが浮かばず、おかんは一般的なイメージが想起されるのでおかんにしました。


(Q)一番タピアらしさを出せるところはどこですか?
(A)予防医療や健康管理で効果を発揮すると思います。私は以前そのようなスマホアプリを使っていた時、一人でやってもなかなか続きませんでした。ここにタピアがいることで続く可能性が高くなると考えて、これがタピアらしさになるとも考えています。
スマホだとアラートはプッシュ通知なので厳しいものがあるのですが、リアルなコミュニケーションはコミュニケーションロボットの得意分野だと思います。三次元の生活に普通に存在できるのがスマホではなくコミュニケーションロボットかと。

質疑応答は以上です。


チームD:タピアルバム


チームDは中学・高校に通う子を持つ親をターゲットにしました。

小さい頃はあんなに自分のことを話してくれたのに、思春期になったら学校のことを話してくれなくなった。子供が学校でどういう様子なのか、どんな表情をしているのか知りたい。きっと友達の前ではキラキラしているのだろう。

友達(タピア)だけが知っている、とびきりの笑顔を卒業アルバムにします。



教室でのタピア設置イメージはこちら。



「タピ通信」は、タピアが撮った写真と見たニュースを定期的にまとめてくれます。



「タピアルバム」は、タピアが撮った写真を一ヶ月ごとにまとめてアルバムにします。



システム構成です。myThingsを使い、タピアからLINEに連絡を行います。



マネタイズ方法は1冊2,000円を学校とMJI両社で利益分配する形を考えています。



まとめです。



発表は以上です。



以下質疑応答です。

(Q)1冊2,000円はどういう名目のお金ですか?
(A)一家で1冊買ってもらうことを想定しています。毎月1冊です。これとは別にベストショットを1日1枚送ることも考えています。子供と同じ話題をつくるために、クラスのメンバーをちらしで見て分かるようしたいと思ってますので、紙で出力することにこだわりたいです。


チームF:チーム aso(R)bot 家族と一緒に育つ子供が生まれたらTapiaを送ろう


赤ちゃんが生まれたら、タピアミニをプレゼントすることを提案します。




おじいちゃん、おばあちゃんの家にはタピアを購入。これで赤ちゃんの顔を遠く離れていても見ることが出来ます。



お母さんが赤ちゃんのための必要なもののウイッシュリスト作成。購入履歴の頻度でタピアがアラートを通知し、おじいちゃん、おばあちゃんが「あら、買ってあげましょう」となるでしょう。



赤ちゃんの近くにいつもいるタピアは、赤ちゃんと一緒にタピアも言葉を覚えていきます。2020年には赤ちゃんの言葉をタピアが反訳する機能がきっと実装されることでしょう。



タピアは家族の誕生日、記念日も祝ってくれます。



タピアは子供と一緒に成長もします。




兄弟ができたら、もう1台!

発表は以上です。



続いて質疑応答です。

(Q)AIを使って自動で買物をしてくれたほうがお年寄りには便利だと思うんですが。
(A)「ものを買うという行為」に喜びを感じると思いますので、このように致しました。


質疑応答は以上です。


チームC:チーム白いロボット 「架け橋TAPIA」


今、小学校に危機が訪れています。保護者は学校の様子が分からず、先生には余裕がありません。学校の悪循環を図にしてみました。



解決策として、タピアが生徒の学校生活を親に共有します。



実現方法は、子供が毎日の授業の成果をタピアに話しかけます。タピアはカメラで子どもたちを自動撮影し、インタビューします。この内容をmyThingsで各種サービスと連携し、保護者がパソコン、スマホ、タピアミニで閲覧するというもの。



どうしてロボットを使うのかというと、気軽に話しかけやすいからです。



どうして他のロボットではなくタピアを使うのかというと、親しみやすく壊れにくいからです。



まずは学校にアプローチをし、続いて家庭へのアプローチを狙います。



ビジネスモデルです。三年後には売上100億円、営業利益30億円を狙います。これは決して無茶な数字ではありません。



発表は以上です。


質疑応答です。


(Q)タピアではなく、他の「白いロボット」でもいいと思ったのですが。
(A)他の「白いロボット」だと小学校低学年は見上げる感じになり、中には泣き出す子供もいます。親しみやすさや壊れにくさという点でも今回の用途ではタピアかと。


(Q)児童からロボットに話しかけてくれるような工夫は考えてますか?
(A)極力入力をシンプルにすることで、この問題は解決できると考えています。


質疑応答は以上です。


チームG:チームタイヤキ 教えて学ぶタピアちゃんず〜賢いタピアを育てよう〜




今回のアイデアは、教えて学ぶ。タピアチャンズ〜賢いタピアを育てようです。

今までの教育は生徒が先生から教わる教育でしたが、子供がタピアに教えるというアイデアを提案します。



アイデアの全体像です。



先生は教えた内容をみて、子供に教える内容を最適化していきます。



発展形として、タピア同士が行うクイズ大会もあります。自分が教えたタピアを友達のタピアとクイズで対決するというものです。



クラス戦のクイズ対決を行い、その結果を配信して全国ランキングを作成するということも考えています。



同じようなことはスマートスピーカーでも行えるのですが、タピアは話しかけやすい形状をしています。



ビジネスモデルは以下の通りです。



このアイデアでタピアが一緒にいる、タピアと勉強する、タピアに勉強を教える。そんな生活が当たり前になると考えます。

ロボットが当たり前にそばにいる。そんな未来世代の基盤が築けると思っています。



発表は以上です。



これで8チーム全ての発表が終わりました。

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ロボスタ編集部

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