元月刊アスキー編集長 遠藤諭氏、話題のロボットCOZMOを語る「ひと目で買いに走った」

元月刊アスキーの編集長で、現在角川アスキー総合研究所取締役兼主席研究員の遠藤諭さんが、話題のロボット「COZMO」について語る動画が、タカラトミーのYouTubeチャンネルにて公開されました。

遠藤さんといえば、サブカル誌の元祖とも言える「東京おとなクラブ」を立ち上げ、その後月刊アスキーの編集長を10年以上の長きに渡り務めた方。月刊アスキーでは、プログラミングやマイクロプロセッサ、人工知能、ロボット、インターネット、スマートフォンなどの最先端技術の動向を追いかけてこられました。



遠藤さんはなんと昨年アメリカでCOZMOが発売された際に、すぐにCOZMOを購入したのだそう。COZMOは米・Anki社が開発したロボットで、昨年のアメリカの年末商戦で大人気となったロボットです。元ピクサーのアニメーターが開発に加わっていることもあり、アニメーションの一つ一つが心を揺さぶる動きになっています。

そんなCOZMOを「ひと目で買いに走った」と言うから、遠藤さんのその行動力と目利きには感服します。



動画では、まず冒頭で「子供にとってのおもちゃとは何か?」という話題に遠藤さんならではの視点で回答します。おもちゃというのは「直接手で触れることを学ぶもの」であり、「遊ぶ中で『発見』があるものだ」と遠藤さん。

その後、話題はCOZMOに移ります。COZMOの魅力を体験に軸を置いて語っていきます。中でも遠藤さんが不思議に感じたのは「スマホの画面に、COZMOから見える僕が映っていること」だと言います。COZMOは自律行動も魅力的ですが、顔についたカメラから映像を見つつ、スマホで操作をすることもできるのです。



遠藤さんが考える「ロボットの未来」や、「COZMOはエンジニアにとってどんなところが魅力的なのか」など、ここでしか聞けない面白いお話が詰まっています。ぜひ動画にてご覧ください。


インタビュー後記

今回のCOZMOスペシャルインタビューもロボスタ編集部が行わせて頂きました。遠藤さんは、「コミュニケーションロボットもありだけれど、動くのはロボットではなく、賢い道具くらいがいい」ということもおっしゃっていました。今後ロボットが普及するためには「いかにロボットと思わせないか」ということが重要だという意見も聞きます。それは、ロボットという単語に込められている様々な思いやイメージが先行し、「ロボットができること」のイメージを膨らませてしまうからです。

ロボットが普及するためのヒントが「賢い道具くらいがいい」という言葉に込められているのかもしれません。


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ロボスタ編集部

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