BoseがGoogle Assistant搭載ヘッドホン「Bose QuietComfort 35 II」販売へでお伝えしていたヘッドホンが日本でも販売開始されたので改めて紹介したい。スマートスピーカー(AIスピーカー)とスマートヘッドホン(AIヘッドホン)の操作の違いも合わせてお伝えする。
Bose QuietComfort 35 wireless headphones II
Bose自慢のノイズキャンセリング機能と、最長20時間稼働のバッテリーと、Google Assistantを搭載したワイヤレスヘッドホンだ。
Google Assistantを搭載したことで音声で、音楽再生、メール送受信、日常作業の管理、着信応答などを自由にコントロールできる。指示は「OK Google」とウェイクワードを読み上げるのではなく、ヘッドホンのボディサイドにある「アクションボタン」を押しながら話しかける。この点はハンズフリーでウェイクワードで起動させるスマートスピーカーとは使い勝手が大きく異る点だ。周りの声で操作されることなく、ユーザーが適切にコマンドを出すタイミングでボタンを押させるユーザーインターフェイスの方が良いということだろう。
なお、Googleアシスタント対応ではあるが、日本のAmazonでも販売されており、国内正規品が39,960円となっている。(参考:「【スマスピ戦争】Amazon EchoではGoogle Homeが買えないが、Google HomeではAmazon Echoが買える。」)
ヘッドホンタイプのMONSTER、イヤホンタイプのAirPods、Google Pixel Buds、LINE MarsなどAI音声アシスタントがスピーカーから次のデバイスに向けての搭載の動きが活発になってきている。ロボスタ編集部では引き続き注目していく。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。