中国・深センに拠点を置くロボットメーカー「UBTECH Robotics Corp.」が、アメリカラスベガスにて開催された、世界最大の家電市CESにて、ヒューマノイドロボットを複数台展示した。
執事としての機能を持った2足歩行ロボット「Walker」(CNET制作)
Walkerは忙しい家庭において役立つ存在として開発された。UBTECHは、この「Walker」を完全かつ高知能なヒューマノイドロボットとして2019年に市場に出す事を目標としているという。
また、UBTECHは、現在発売中のLynx(リンクス)も展示した。LynxはAlexaを搭載しているロボット。アレクサを搭載しているため、天気予報を聞いたり、音楽を聴いたりなど、通常のアレクサでできることはカバーされている他、「Alexa, ask Lynx to dance」「Alexa, ask Lynx to take a photo」と伝えることで、Alexaを通じてロボットを動かすことができる。音声認識の質と、ワードに対するカバー率の高いAlexaを備えることで、ロボットをより役立つ存在にしようという考えだ。Alexaは現在ウェイクワードが「Alexa」「Echo」「Amazon」「Computer」の4つに限られているため、「Lynx」と呼びかけることはできないが、「Alexa」を通してLynxに指示を出すというのは体験として現状のベストの組み込み方だと思う。
展示ロボット(左から:Lynx、First order Stormtrooper、Cruzr、Jimu robot Inventor Kit)
UBTECHは他にも、スター・ウォーズとコラボした「First order Stromtrooper」や「Cruzr」、STEM教育用ロボット「Jimu Robot」の展示も行った。
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