小中学生向け「EV3ロボット動画コンテスト2017」、グランプリは「ものまねロボット」

最新のテクノロジー、特にロボット技術を駆使して教育支援サービスを支援する株式会社アフレルは、小中学生を対象として実施した「EV3ロボット動画コンテスト2017」を開催した。

子どもたちにものづくりの楽しさを実感し、創造力を活かしたロボット制作に取り組んでもらう機会として実施した同コンテストでは、ロボットの機構(動きの仕組み)を審査ポイントとしている。

小中学生EV3ロボット動画コンテスト2017 公式サイト
https://ev-3.net/ev3contest/

同コンテストは、小中学生のものづくりへの情熱を応援することを目的とし、「未来」をテーマに教育版レゴ マインドストーム EV3を使用してロボットを作成。プログラムして作品を動かした様子を動画に撮影した応募作品を2017年12月15日から2018年1月15日まで募集を行った。

応募作品は、「機構」、「アイデア」、「映像の魅力」の3点で審査し、グランプリ1点、準グランプリ2点の他、3点の入選と5点の一般投票賞を選出した。以下でグランプリ及び準グランプリ作品をご紹介していく。


EV3ロボット動画コンテスト2017グランプリ作品

■【動画】作者「たっつーさん」作品名「ものまねロボット作ってみた」

【作者コメント】未来はロボットが人間の物まねをしたら面白いんじゃないかと思って、物まねロボットを作りました。人の腕の動きを、ロボットが受信して物まねしています。キャタピラの動きは、人がタッチセンサーを押しているのをロボットが受信して動いています。キャタピラの動きも物まねできるようにしたいです。人の動きを読み取るアームを作る事と、物まねをさせるプログラムを組む事が大変でした。



EV3ロボット動画コンテスト2017準グランプリ作品

■【動画】作者「AMICUS K さん」作品名「未来のピアニスト」

【作者コメント】僕は、昨年クリスマス会が開かれるときに、ピアノとウクレレの演奏を友だちに聞かせたかったので、ピアニストロボットを作りました。工夫したところは、EV3を2台使ってたくさんのアームをつけたこと、また、きちんとピアノを弾けるようにアームを配置したこと、そして、ピアノから落ちないような形にしたことです。プログラムは演奏の部分によって強く押したり、長く押したりするように作りました。

■【動画】作者「みぃ さん」作品名「授業のランキング付をするロボ」

【作者コメント】これは授業のつまらなさを、生徒が寝た回数で判断するものである。つまらなさと関係なく起きてしまわないよう、うちわをつけて快適に授業が受けられるようにした。授業が面白ければ集中でき、つまらないと寝てしまう。ただ、これでは寝た後から面白い授業になっても分からない。そこで、センサーで寝たことを感知し、生徒を起こすようにした。寝た回数を記録し、ランキングを掲示する。そうすれば未来の授業は面白くなるはずだ!
関連サイト
株式会社アフレル

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ロボスタ編集部

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