アスラテック、様々なロボットをネット経由で操作可能な遠隔ロボットコントローラーを開発
2018年3月30日
By ロボスタ編集部
ロボット・ソフトウエア事業を行うアスラテック株式会社は、さまざまなロボットに対応した遠隔ロボットコントローラー「V-Sido WebConnect(ブシドー・ウェブコネクト)」を開発したことを3月28日に発表した。
既存のロボットや制御用パソコンに同コントローラーを接続することで、ロボットへのコマンド送信や、映像や音声の送受信を、インターネット経由で行えるようになる。
なお、当面は「同コントローラーを用いたソリューション」として法人向けに提供し、単体での販売を行わないとのことだ。
▼ 外観イメージ
V-Sido WebConnectについて
既存のロボットを遠隔で制御するためのコントロールボックス。主にロボット側とオペレータ側に1台ずつのV-Sido Webconを配置して使用するが、対応ロボットによっては、オペレータ側にV-Sido WebConnectを置かず、Webブラウザでロボットを遠隔操作する構成も可能だ。
V-Sido WebConnectの接続構成例(※クリックで拡大)
同社のロボット制御マイコンボード「V-Sido CONNECT」相当のプログラムが組み込まれており、互換性のある指示方法(V-Sido CONNECTプロトコル)により、異なる種類のロボットを制御することができる。
主なインターフェース
制御データ用 | •RS-232C(D-Sub 9ピン) •RS-485 •Bluetooth 4.2(SPP) •I2C ※UDP、WebSocketを利用するロボットにも個別対応可能 |
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映像・音声用 | •USB(カメラ、マイク、ヘッドセット等を接続) •HDMI |
インターネット接続用 | •ミニジャック •イーサネットポート •無線LAN |
V-Sido WebConnect対応ロボット
現時点では下記6種のロボットへ対応しており、一部ロボットでは、既にV-Sido WebConnectを使った運用が開始されている。
・Pepper(ソフトバンクロボティクス株式会社)
・ロボピン(富士通株式会社)
・アクトロイド(株式会社ココロ)
・DOKA ROBO(株式会社カナモト、株式会社KGフローテクノ、株式会社富士建)
・ROBOTIS OP2(ROBOTIS社)
・ロボピン(富士通株式会社)
・アクトロイド(株式会社ココロ)
・DOKA ROBO(株式会社カナモト、株式会社KGフローテクノ、株式会社富士建)
・ROBOTIS OP2(ROBOTIS社)
今後も株式会社デンソーウェーブの人協働ロボット「COBOTTA」など、さまざまなロボットへ対応予定だ。
活用イメージ
既存ロボットの遠隔操作を可能にすることで、さまざまな用途に活用できる。(※クリックで拡大)
関連サイト
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