中国テンセントが開発中のスマートスピーカーはバッテリー内蔵、WeChat対応

中国メディア36氪がテンセントが開発中のスマートスピーカーを紹介した。


名称は「Tingting (听听)」。筺体はAmazon Echo風のデザイン。カラーバリエーションは黒が公開されているが他にもある可能性もあるという。



Photo: 36氪

この筺体の中にバッテリー内蔵し、部屋の中を持ち運べる仕様となっている。6マイクアレイ、ノイズキャンセリングなど聞き取り能力を意識した設計と、360度スピーカーとなっている。



Photo: 36氪

Tencentらしい特徴として、WeChat(微信)のメッセージ送受信など自社コンテンツを融合させることにこだわっているようだ。



Photo: 36氪

現在社内テスト中で、発売日や機能については未発表となっている。



僕はこう思った:

アリバババイドゥシャオミファーウェイなど中国大手のスマートスピーカー、音声アシスタントが登場しており、中国国内での市場シェア争いが激化しそうですね。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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