清掃時間を7割短縮?ソフトバンクロボティクスがスマート床洗浄機「PUDU SH1」を販売開始

ソフトバンクロボティクス株式会社は、清掃作業の効率化を目的としたスマート床洗浄機「PUDU SH1」(Pudu Technology Inc.製)を2025年9月11日(木)より販売開始した。

 

高い清掃能力と効率性

「PUDU SH1」は従来のモップと比較して水と洗浄剤の使用量を最大80%削減し、清掃時間を最大70%短縮する高い清掃能力を備えている。強力な吸引力により食べこぼしや汚れを確実に除去し、清掃状況や水の使用量をリアルタイムで可視化することで効率と品質を両立する。

特にレストランやカフェなどの外食産業やホテルなどの宿泊施設において、中型・大型ロボットでは清掃が難しかったテーブル下なども効率的に清掃可能となり、人手不足の解消に寄与している。

 

多彩な清掃機能

「PUDU SH1」の特徴として、まず垂直面の清掃が挙げられる。特殊な清掃ヘッドを装備し、ガラスディスプレイケースやタイル壁、鏡、窓などの汚れも簡単かつ正確に清掃できる。

 

 

また、拡張ユニットを装備することで清掃範囲を拡大し、手の届きにくいデッドゾーンも確実にきれいにすることが可能だ。これらのアタッチメントはオプションパーツとして提供される。

 

同社のロボット事業

ソフトバンクロボティクスは2014年に人型ロボット「Pepper」を発表し、2018年には清掃ロボット、2021年には配膳・運搬ロボット、2022年には物流自動化ソリューションを展開してきた。多様な製品の取り扱いを通じて得た知見や稼働データを活かし、ロボットインテグレーター(RI)として先駆的な役割を果たしている。

現在、世界9カ国に21拠点を構え、グローバルに製品が活躍中だ。今後も清掃ロボットのラインアップを拡充し、幅広い現場に最適なソリューションを提供していく方針だ。

 

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杉田 大樹

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