グーグルアシスタント搭載「スマートディスプレイ」3種は今年7月に発売  Amazonへの勝機はYouTubeか

本日(日本時間未明)開催された「Google I/O」にて、グーグルは今年1月のCESで発表されたスマートディスプレイ3種を今年7月から発売することを発表した。



スマートディスプレイは「JBL」「Lenovo」「LG」の3つのメーカーから発売され、それぞれGoogle Assistantを搭載する。競合となるアマゾンはAlexa搭載のスマートディスプレイ「Echo Show」や「Echo Spot」をすでに米国で発売しており、これらのデバイスは高い人気を誇っている。グーグルも追って、同分野に参入していく。


Amazonが米国などで発売中の「Echo Show」

スマートディスプレイは、小型のタブレットのようであり、テレビのようでもある見た目をしている。タブレットと比較すると、音声操作ができるように集音性に優れている。

スマートスピーカーは音声で聞いたことに対して、音声で返してくるが、スマートディスプレイはディスプレイに結果を映してくれる。「バラク・オバマってだれ?」と尋ねれば、オバマ前アメリカ大統領の写真と共に同氏の説明を読み上げてくれるため、情報がよりリッチに伝えられる。天気予報やニュースなどの情報もアイコンや写真と共に配信される。このリッチさがスマートディスプレイの強みだが、中でもよく使われている機能が「動画視聴」だ。

グーグルの強みはまさしくこの動画視聴にあり、YouTubeを見ることができる点にあるだろう。Echo Showでは、今年1月1日よりYouTubeの配信がされなくなってしまった。その代わりにDailymotionやVimeoの動画を薦めるようになった。経緯はこちらの記事に詳しいが、Amazon.comでグーグル製品を取り扱わないことに対してグーグルが反抗した形だ。

日本では残念ながらまだEcho ShowもEcho Spotも発売されていない。グーグルとアマゾン、日本市場にスマートディスプレイを送り込むのはどちらが早いのだろうか。

なお、Facebookも音声操作が可能なスマートディスプレイを開発中と言われており、Baidu、サムスン、Telefonica、ARCHOSなどの企業も開発を進めている。音声アシスタントを搭載した「スマートディスプレイ」への注目が急激に高まってきている。

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ロボスタ編集部
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