イングランド国教会がAlexaスキルをリリース。教会探しはもちろん、毎日の祈りの読み上げにも対応。

イングランド国教会(The Church of England)がAmazon Echo向けのAlexaスキルを発表した。



教会のスキルを使う前にまず以下のAmazonイギリスのストアからスキルを有効にする必要がある。



その後、「Alexa, open the Church of England」(アレクサ、イングランド国教会を開いて)でスキルが起動する。

今日の祈りを読み上げてもらう、近くの教会を探す、キリスト教徒になる方法を聞く、神を信じることの意味を聞くといったコマンドが以下のように多数用意されている。

コマンド例:
今日の祈り、主の祈り、マタイによる福音書、十戒について、使徒の信条、一番近い教会、指定した街の近くの教会、朝の祈り、食事前の祈り、夜の祈り、洗礼について、教会結婚式について、英国教会の葬儀について、祈る方法、神は誰ですか?、イエス・キリストについて、聖霊について、クリスチャンとは何ですか?、キリスト教徒になる方法、聖書について、信仰とは何か、イングランド教会について、クリスチャンが信じるべきこと、神を信じることが意味すること、カンタベリーの大司教は誰、ヨークの大司教は誰、など。

かなりの質問に答えられるスキルとなっているのは意外ではないだろうか。




今後の展開としてAlexaスキル以外、Google HomeやApple HomePod向けにも対応していく予定だという。


僕はこう思った:

日本ではまだ宗教なスキルは存在していないようですが、海外ではそれなりに作られてきています。例えばスキルストアで「Bible」を検索するとアメリカでは306スキル、イギリスでは190スキルがヒットします。「Church」を検索するとアメリカでは153スキル、イギリスでは67スキルがヒットします。

いずれ日本でもお経を読み上げてくれるような宗教系スキルが登場するのかもしれませんね。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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