【レビュー】LINE Clova Friends mini ドラえもん、開封の儀! これは最新の猫型ロボットなのか?

2018年6月1日に発売された「Clova Friends mini ドラえもん」。さっそくロボスタ編集部で実機を入手したのでレビューしていきたい。普通のFriends miniとの違いもあわせて紹介する。


開封の儀

いつもの通り、まずパッケージ開封から、内容物を確認していこう。


パッケージはブラウン、サリーと変わらない。

上蓋を外すとドラえもんの頭が露出する。この状態、タイムマシンから顔を出したドラえもんのような感じがする。

梱包物は、本体、ACアダプタ、USBケーブル、簡単な説明書であり、ブラウンとサリーとは変わらない。説明書はドラえもんがプリントされているため全く同じものではない。


外観

本体をチェックしてみる。


4次元ポケット部分にLEDが3つならぶ。赤い鼻はアクションボタンになっている。

背面から見ると、4つのボタンが見える。なお赤い尻尾はスイッチではない。ここで電源オフできたらドラえもん感がより高かったかもしれない。

横から見ると、鈴、尻尾部分は立体的なパーツ。赤い首輪も別体パーツで軽く盛り上がっており凝っている印象だ。


ブラウン、サリー、としてドラえもん

Clova Friends miniの3モデルを並べてみた。


パーツ点数、パーツの色などドラえもんモデルがひと手間かかっているのがわかる。

もともとドラえもんのために小型筐体のFriends miniが登場したのではないかと思うぐらい、ぴったりな感じがする。


Clovaラインナップ中最高におすすめの一台


現在LINE Clova搭載のスマートスピーカーは、Clova WAVEClova FriendsClova Friends miniの3ラインナップがあり、Friendsにはブラウンとサリーの2タイプ、Friends miniにはブラウンとサリーとドラえもんの3タイプがある。

赤外線リモコン機能や音質にこだわりがなければWAVEを選ぶ必要はなく、LINEらしい可愛らしさを楽しみたいのであればFriendsまたはFriends miniとなる。FriendsとFriends miniでの機能差はないため、単純に価格が安いFriends miniがおすすめだ。中でもドラえもんモデルは魅力的だ。パーツ点数やライセンス的な面で、値段が上がってもおかしくないと思うのだが、価格はブラウンやサリーと変わらない。

さらにドラえもんモデルだけにある機能「ドラえもんトーク」が実装されているのだから、明らかに最もお買い得だ。





ドラえもんモードでの声に違和感がある年配の読者もいるかも知れないが(私がそうなのだが)、ドラえもんが自宅にいて話ができるというのはロマンを感じる。

なおドラえもんモデルは「数量限定」(台数は未発表)、現在Clova公式ストアでは人気のため「入荷待ち」のステータスとなっている。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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