PLEN Robotics、医療・介護・ヘルスケア分野で医療機関向けAI・ロボットソリューション開発のシャンティ と業務提携

サービスロボットの研究開発を行うPLEN Robotics株式会社は、医療・介護・ヘルスケア分野でのロボット開発及び販売について、医療向けIoTプラットホームなどを手掛ける株式会社シャンティと業務提携契約を締結したことを2018年7月9日に発表した。

今回の業務提携により、PLEN Roboticsは主にロボット開発のハード面を担当し、シャンティは医療・介護・ヘルスケア分野のサービス及びシステムを担当する。両者の共同開発により、医療・介護・ヘルスケア分野の業務効率化に貢献する。提携内容は以下の通り。

▼ 提携内容

(1) PLEN Roboticsが開発中のパーソナル・アシストタント・ロボット「PLEN Cube(プレンキューブ)」と、シャンティ社の「パラメディS」などAIを利用した診療補助やロボット連携問診システムなどの医療機関向けアプリケーションを接続し、医療・介護・ヘルスケア分野の業務効率化に寄与するソリューションの研究開発
(2) シャンティによる、同ソリューションを搭載したPLEN Cubeの医療・介護・ヘルスケア分野への法人販売
(3) 医療・介護・ヘルスケア分野向けの新たなロボットの開発




「PLEN Cube」について

「PLEN Cube」は、一辺が約7.5cmの立方体で、手のひらに乗る小型サイズでありながら、カメラ、スピーカー、マイクの機能をもつパーソナル・アシストタント・ロボット。フェイストラッキング、音声認識、などの最新テクノロジーを搭載。声で指示すれば、デジタル・ビデオカメラ、IoT家電リモートコントローラ、インターネット・コミュニケーターとして機能しているため複雑な入力操作は不要だ。

「PLEN Cube」の特徴
– 手のひらサイズのハコ型ロボット
– カメラ、スピーカー、マイク、IoT家電コントローラの機能を搭載
– 声で簡単操作、音声と首ふりで答えてくれる愛らしさ
– インターネットウェブサービスと組み合わせることが可能

■【動画】PLEN Cube の紹介動画:PLEN Cube 日本語PV




医療機関向けソリューション「パラメディS」

ロボットによる医療スタッフの業務支援(受付・問診・説明)をするシステム「パラメディS」は、医療機関で利用される体温計や血圧計、心拍計などの医療機器との接続を可能とするIoTハブとしての機能も有しており、様々なコミュニケーションロボットやデバイスへの接続が可能な仕組みを提供している。

パラメディSの主な機能
– 受付機能:オンライン予約で発行されたQRコードによる来院受付
– 問診機能:来院目的に応じた問診を柔軟なフロー設定で対応可能
– 説明機能:手術説明や入院案内などをロボットが代行する機能
– 医療システム連携機能:電子カルテやセレコンなどとのデータ連携も可能
– IoTデバイス連携機能:ロボットによる医療機器操作案内と同時にデータ連携が可能

■【動画】明石市の総合病院「あさぎり病院」のパラメディTAPIA

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ロボスタ編集部

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