AIよ、興味のあるマンガだけをオススメしてくれ!「まんが王国」が未来のファンをAIが発見する「潜在読者の可視化」実験を開始

AI技術をベースにしたデジタルマーケティングサービスの開発・提供しているシルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、株式会社ビーグリーが運営する日本最大級の電子コミック配信サービス『まんが王国』において、新たなマーケティングを行うAIシステムの性能実験を開始したことを発表した。

『まんが王国』公式サイト
https://comic.k-manga.jp/


共同実験について

まんが王国のユーザー数は100万人超。まんがは多様な趣味嗜好で幅広い作品が揃っている。そのすべてをすべてのユーザーに対し宣伝することは現実的ではないし、好みでない作品の情報が届くことがユーザーによっては逆効果という問題にも繋がっていた。

どうやってマンガの種類ごとに「価値を理解してもらえる相手」を発見するか。この課題を解決するため、同社のAI技術で、まんが王国ユーザーの行動情報や作品のあらすじ情報を分析し、作品ごとに「ファンになりそうなユーザー」(潜在顧客)を予測し、対象者のみにプッシュ型で情報を届ける実験を行う。

実験の概要図

この手法は、一般的に行われているユーザーの年齢や性別、アンケート回答などをもとにしたターゲティング広告より高い精度が得られるものと考えられており、両社は、今回の実験を通してAIの性能検証を行って「作品を本当に好きになってくれる相手=未来のファン」に作品を届けられる、スマートな広告手法の確立を目指すとしている。

また、シルバーエッグ社では、同実験で開発したシステムの商用化を、今秋初旬を目途に進めており、実験の成果は、アルゴリズムの強化と開発の早期完了のために用いるとしている。

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ロボスタ編集部
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