運搬ロボットやライブカメラでゲリラ豪雨などの災害に対応!三菱地所が総合防災訓練で

三菱地所株式会社は、8月31日早朝より、東京・丸の内エリアを中心に、同社グループ社員約1,250名及び関係先が参加する「第92回三菱地所総合防災訓練」を実施した。

同社は、丸の内エリアにおいて、丸ビルや新丸ビルなど現在16棟の建物で千代田区と帰宅困難者受入施設の協定を締結済で、災害時には、各施設における帰宅困難者及び仮救護所の状況や、施設の被災状況を適切に把握することが重要であると考えている。

そのため、本年度は、災害時に必要な情報をワンストップで表示する「災害ダッシュボード」を使い、社員がスマートフォンで撮影した施設の帰宅困難者や被災状況等のライブ映像を災害対策本部他に配信して、現場の状況をリアルタイムで把握する情報収集訓練を導入。

また、近年増加傾向にあるゲリラ豪雨への対策としてフランスのロボットメーカーEffidence社の運搬ロボット「EffiBOT」を用いた土のう運搬訓練及び止水板組み立て訓練を行った。同ロボットは人に付いて走る追尾運転機能を有し、最大積載重量150kgという人の手では運べない量の土のうを一度に運ぶことが出来るため、これまでよりも迅速に土のうを設置することが期待できる。

■【動画】Effidence社公式サイト内、「EffiBOT」紹介動画

Bouygues Construction uses autonomous and collaborative robot : EffiBOT



▼【2018年度の主な総合防災訓練内容】

〇 災害時医療連携訓練
千代田区医師会と連携し、災害時医療連携訓練を実施。地域の医師と連携し、仮救護所の設置、処置優先度を決めるトリアージ、応急救護といった災害時の医療連携の流れを確認。

〇 災害ダッシュボードのライブカメラを使った、帰宅困難者受け入れや施設被災状況等情報収集訓練
「災害ダッシュボード」のライブカメラ機能を使い、社員がスマートフォンで撮影した施設の帰宅困難者受け入れや被災状況等のライブ映像を当社災害対策本部他に配信し、災害時に適切な情報収集を行う仕組みを試験的に導入した。

〇 運搬ロボットを用いた土のう運搬訓練・止水板作動習熟訓練
近年増加傾向にあるゲリラ豪雨への対策としてフランスのロボットメーカーEffidence社の運搬ロボット「EffiBOT」を用いた土のう運搬訓練とオフィスビルへの水の流入を防ぐ止水板組み立て訓練。

〇 ビル総合防災訓練
東京消防庁丸の内消防署および丸の内消防団と連携し、大規模な消防訓練を実施。新丸ビルにおいて、はしご車を活用した救助訓練や負傷者搬送救護訓練、一斉放水を含む一連の消防演習を実施。

情報収集訓練の様子

運搬ロボットによる土のう運搬の様子

止水板作動習熟訓練の様子
関連サイト
三菱地所株式会社

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ロボスタ編集部
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