空飛ぶタクシーが10年以内に利用できるかも! アウディ等が空飛ぶ自動車「Pop.Up Next」を初公開
2018年11月29日
By 山田 航也

2018年11月27日、アウディ、エアバス、イタルデザインの3社は、アムステルダムで開催されたドローンウィークにて、空飛ぶ自動車「Pop.Up Next」のプロトタイプを初公開した。
「Pop.Up Next」は空を飛び、乗り換えることの無く、地上で走行するフライングタクシー。飛行モードの時は、連結中の走行パーツ(タイヤやエンジンなど)を外し、パッセンジャーカプセル(乗客席)が、フライトモジュール(空を飛ぶ為の部品)と連結することで空を飛ぶことができる。地上走行モードの時は、飛行しているパッセンジャーカプセルが走行パーツに連結し、フライトモジュール(空を飛ぶ為の部品)を外すことで、地上での移動が可能になる。
左が飛行モードで、右が地上の走行パーツを連携している様子。
公開テストでは、飛行モードの「Pop.Up Next」が走行パーツと連携し、自動運転を用いてテスト会場から走り去っていった。
今回公開されたプロトタイプは1/4スケールモデルだったが、早ければ10年以内には、大都市において、道路と空中を利用したフライングタクシーサービスを利用できるかもしれないという。
連携場面は、1分40秒から。
空飛ぶタクシー、未来だ。
この記事を読んだ人におすすめ
-
自律AIロボットや自動運転の開発を加速する「NVIDIA AGX」を多数の日本企業が導入!CEO基調講演で発表【GTC Japan 2018】
-
「Jetson AGX Xavier」レビュー(1) ロボットや自律機器の頭脳になるAIコンピュータの最新モデル「開封の儀」
-
写真100枚を一挙公開「第3回ロボデックス」フォトレポート! by ロボスタカメラ部
-
楽天がドローンと地上配送ロボットUGVで無人配送ソリューションの確立へ 楽天ドローンと京東が連携
-
【速報】ロボット向けAIコンピュータボードの最新版「NVIDIA Jetson AGX Xavier」の提供開始!最大32TOPS性能、ドローンやカメラ、AGV等にも
-
NVIDIAの自動運転型デリバリーロボットのコンセプトモデル「Carter」、本社でランチを運ぶ実証実験中!
-
世界初の自律型水中スマートドローン「iBubble」、NVIDIA Jetson搭載で仏企業が開発 ダイビング、海洋探索、船体点検などに活用
-
夜は自動運転タクシー、昼は「ロボット犬」を積んで宅配 独・コンチネンタルが示す未来 #CES2019
-
ロボットたくさん!「CEATEC JAPAN 2018」フォトレポート! by ロボスタカメラ部
-
WHILLが歩道での自動運転システムをCES 2019で発表!MaaS事業を推進、公道での自動運転を2020年に実用化
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也
横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをする傍ら、バンタンゲームアカデミー東京校にてゲーム企画を学んでいる。好きなロボットはユニコーンガンダム(最終決戦仕様)。好きなゲームはレインボーシックスシージ。好きな四字熟語は十人十色。まだまだロボットはわからないことが多いですが、これからもっと勉強していきます!