NECネッツエスアイ、4月発売の自律走行案内ロボットなどロボデックスで展示

現在開催中の「第3回ロボデックス」にブースを出展中のNECネッツエスアイ。通信工事事業やシステムインテグレーターとして知られる同社は、近年、ロボットを活用したトータルソリューションを様々な業種・業態に提案している。

今回の展示では、案内ロボット・配送ロボット・ベッド見守りソリューションの3つの製品が展示されていた。



自律走行型案内ロボット「Sail」


ブースで特に存在感を放っていたのは、高さ142cmの自律走行型案内ロボット「Sail」だ。これは中国のYunji Technologyが開発したロボット。32インチのタッチディスプレイが前面にあり、音声対話や音声でのルート案内が可能な自律走行可能な案内ロボットだ。SLAMにより地図作成を行ない、お客を連れて目的地まで移動することができる。



前面の上部にカメラが、頭頂部に6つのマイクが搭載。ブースの担当者によれば「マイクの精度は良い」という。音源方位が検出でき、話しかけられた方向を向いて接客をする。現在はまだ中国語にのみ対応しているが、サービス開始予定の4月に向けて現在日本語対応を行なっているのだという。

販売価格は300万円程度を予定しているが、月額5万円〜のリースも予定しているようだ。



搬送ロボット「Relay」

ロボスタでもおなじみの「Relay」。ホテルやカフェなど、様々な分野へ活躍の場を広げているが、今回展示されている「Relay」はホテルマンのような、シャア・アズナブルのような衣装を纏っている。



この衣装はロボットユニフォームメーカー「ロボユニ」が開発したもので、熱などを溜め込まない特殊素材で作られている。

Relayは米・ロボットベンチャー「Savioke」が開発したロボット。上面の蓋を開けることができ、そこには26cm×22cm、深さ37cmの格納スペースが用意されている。ここにお客から依頼のあった商品等を置き自律走行で客室まで届けるという仕組みだ。



2014年にSaviokeが販売を開始して以降、アメリカの大手ホテルを中心に導入が進められており、NECネッツエスアイも2017年9月「Relay」を品川プリンスホテルに導入した。これが日本国内で初めての事例となった。導入時にエレベーターを改良する必要があり初期の負担も大きいため、日本においても大手企業を中心に導入を進めているところだという。



ベッド見守りソリューション


すでに導入が進んでいるのは、介護施設向けのベッド見守りソリューションだ。これは荷重センサーとバイタルセンサーを活用し、被介護者を遠隔地から見守るソリューション。



ベッドの荷重から寝ているのか起き上がっているのか、どのような姿勢で寝ているのかなどをスタッフルームから確認が可能。



スマホからも確認ができ、何か問題が起きる前にナースコールなどで知らせることができる。

NECネッツエスアイの担当者は「足を床に置いたらナースコールをするという仕組みはこれまでにもありましたが、それでは遅い。起き上がったらナースコールをするなどタイミングを早めることが、被介護者の転倒防止に繋がる」と述べた。ベッド見守りソリューションを使えば、動き出し、起き上がり、端座位、離床の4つを事前検知。被介護者に合わせて通知レベルを変えることも可能だ。深夜の離床回数なども把握でき、バイタルセンサーにより、脈拍や呼吸データも管理できる。現在のところ介護施設向けに提供を行なっているが、個人からの問い合わせも多いのだという。

NECネッツエスアイでは今後も社会のニーズを汲み取り、それに合ったロボットの導入を進めていきたいとしている。

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ロボスタ編集部
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