米Pandoraが音楽ストリーミングアプリに「Voice Mode」追加。音声アシスタントにSoundHoundのHoundifyを採用。

「Pandora」(パンドラ)はアメリカの音楽ストリーミングサービスで、自動化された音楽レコメンデーションで人気を博しているサービスだ。そんなPandoraが2019年1月15日、モバイルアプリ(iOS / Android)に「Voice Mode」を新たに搭載したと発表した。好みの音楽を簡単に発見するユーザー体験を改善させるべく「音声に対応したモード」だ。

Voice Modeは「Hey Pandora」というウェイクワードで起動する。そこに続けて指示することでハンズフリーの音声コマンドで、好きな音楽を見つけたり、音量を変えたり、一時停止、スキップ、気分に合わせた音楽再生の指示、特定の曲・アーティストの指定、プレイリスト管理などができるというものだ。



Image: SoundHound

この独自のウェイクワードで起動するオリジナルのアシスタントは、SoundHoundの音声プラットフォーム「Houndify」を採用して、Pandora用にカスタムしたものだという。技術的な詳細はSoundHoundのブログで紹介されている。



Source:Pandora / SoundHound



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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