ロボティック義足開発のBionicM、東京大学エッジキャピタルから資金調達を実施

BionicM株式会社は、2019年2月21日に株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)を引受先とする資金調達を実施したことを発表した。

BionicMは、代表の孫小軍氏が東京大学博士課程において2015年よりヒューマノイドロボット技術を応用して研究・開発を行ったロボティック義足をコアテクノロジーとし、すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」をミッションとして2018年12月に設立されたロボットスタートアップ。


Photo : BionicM

BionicMのロボティック義足は、従来の動力を持たない受動式義足が抱える課題を解決する義足であり、設立以前の研究段階より、SXSWのInteractive Innovation Awardを日本チームとして史上初めて受賞、ジェームズダイソンアワードにおいて国内最優秀賞を受賞するなど、その技術の革新性・将来性が高く評価されてきた。今回の資金調達により、ロボティック義足の開発を加速させることはもとより、将来的な量産・市場導入に向けた事業基盤を強化していくとしている。

世界で年々増加している下肢切断者の切断原因の60-70%は糖尿病や閉塞性動脈硬化症などによる末梢循環障害。世界の糖尿病有病者数は2018年時点で4億人を超え、BionicMによればその数は「2045年までに7億人まで増加」し、それに伴う下肢切断者も増加していくという。

また、世界の義足市場の99%以上は受動式義足であり、ロボットテクノロジーが普及する昨今において、その技術進化の恩恵が及んでいない市場であること、そして受動式義足は義足利用者への身体的負担が大きいだけでなく、自然な歩行動作を取れない、階段を両足交互に昇降することができないなどの制約から周囲の目が気になるという精神的負担も生んでいるという課題に着目。ロボティック義足によって課題の解決を目指す。

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ロボスタ編集部
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