対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」を法人向けに正式リリース!先行導入したパートナー企業とその活用例も発表

NTTドコモは対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」を、明日、2019年4月18日から法人の顧客向けに提供開始することを発表した。

「ドコモAIエージェントAPI」は目的別にシナリオを作成することで、シナリオに沿った一問一答や、ユーザーとの自然な対話が可能となる対話型のAIサービス。スマートフォン、ロボット、家電、Webブラウザなど、さまざまなUIを通した対話サービスの提供が可能で、QAリストから対話シナリオを自動生成するツールを活用する事で、FAQ用チャットボットとしての利用も可能。


また、同サービスで作成した対話型オリジナルエージェント(キャラクター)は、音声認識・音声合成機能を有しており、ユーザーと音声での対話が可能になる。エージェントが発する声色は50種類以上から選ぶことができる。

さらに、AIエージェントAPIは、Web UIや「LINE」、ドコモビジネスプラスで提供している「WowTalk」等のチャットサービスに対応しており、合わせて導入することでチャットサービスをスムーズに構築することができる。他にも、さまざまな外部サービスと連携できる機能を活用すれば、サービス拡張が可能になる。

■TOPGUNプロジェクト「ドコモAIエージェントAPI」 しくみと機能紹介

同サービスは、NTTドコモのパートナーが先行で導入しており、チャットボットやロボット、バーチャルキャラクターなどに活用されている。



同サービスの料金は、初期費用3,000円と運用費用を合わせた価格になる。運用費用はテキストのみで対話サービスと、音声およびテキストで対話サービスを利用した場合で料金が変わり、両サービスともに対話回数が上限に達すると単価料金が課金される仕組みになっている。



また年間プランも用意されており、年額一括もしくは月払いを選択する事ができる。



同サービスは明日から提供が開始し、法人向けとして販売する。ロボスタでは、同サービスを活用したハッカソンや勉強会などを開催しており、ドコモの「AIエージェントAPI」がどんな事に活用できるか、どんなアイデアがあるかなど、当日の様子をレポートとして紹介している。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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