ロボット警備はじまる、自律走行型巡回監視「セコムロボットX2」提供開始 成田空港が導入

厚生労働省「一般職業紹介状況(平成31年1月分)」データにおいて、警備業における有効求人倍率が約9倍に達しているとの結果が出ているように、警備業界は深刻な人手不足に直面している。

その中で、1966年に日本初のオンライン・セキュリティシステムを発売するなど、創業期から現在に至るまで最新先端技術を駆使し、人とテクノロジーが融合した新たなサービスを提供するセコム株式会社は、自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」のサービス提供を6月から開始。この度、第1号の契約先として成田国際空港での導入が決定したことを5月23日に発表した。

アームでゴミ箱などの点検が可能なX2



同ロボットは、2005年10月に販売開始した「セコムロボットX」の機能をさらに進化させた巡回監視用のロボットだ。

■【動画】屋外巡回ロボット「セコムロボットX」【ロボット】|セコム


「セコムロボットX2」の特長

レーザーセンサーにより自己位置を特定しながら敷地内の巡回ルートを自律走行し、搭載したカメラにより様々な場所で画像監視を行う。また、巡回後は定められた立哨ポイントで停止し、周囲の監視も可能。さらに、ロボット上部には赤外線センサー、熱画像センサー、金属探知機を内蔵したアームが搭載されており、巡回中に発見した放置物やルート上に置かれたゴミ箱などを点検することもできる。





「セコムロボットX2」のスペック

サイズ 840×1120×1225㎜ (w×D×H)
重さ 約230㎏
移動速度 最大時速10㎞ (通常時は時速4㎞に制限)
走行可能距離 約12㎞ (3時間)
アーム 全長1200㎜ (最大)、先端に距離画像センサー、熱画像センサー、金属探知機を搭載
各種センシング レーザーセンサー、ステレオカメラ、全方向カメラ、距離画像センサー、熱画像センサー、超音波センサー、バンパーセンサー、PSDセンサー、熱画像センサー、超音波センサー、バンパーセンサー、PSDセンサー、炎探知センサー、内部温度、バッテリー温度
威嚇機能 威嚇音声、威嚇ランプ
遠隔通話 マイク、スピーカー (管制員との音声通話)




成田空港で導入

同社は、2018年の航空旅客数が約4,260万人を上回る成田国際空港において、常駐警備員による巡回監視や立哨、出入管理などの常駐警備サービスを提供しているが、今後は常駐警備員に加え、「セコムロボットX2」が巡回監視や立哨などの業務の一部を担っていくことで、人とロボットの力が融合したより高度なセキュリティを提供するとともに、警備の効率化を実現していくと述べている。


関連サイト
セコム株式会社

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ロボスタ編集部
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