スマートミラーとAIロボット「ZUKKU」が連携 顧客分析やぴったりな商品提案など次世代店舗を提案

ジーエルシーが提供する「スマートミラー2045」とハタプロの小動物型AIロボット「ZUKKU(ズック)」の連携が本日より開始した。これにより、「ズック」が分析した顧客ごとに合ったおすすめ商品をミラーディスプレイ上に表示することで無人での接客が可能になる。


スマートミラーとは

「スマートミラー2045」は、等身大の姿を映し出せる「ラージサイズ」のタッチパネルデバイス。Android OSを搭載し、店舗・オフィス・街中に、これまでの「鏡」や「ディスプレイ」の代わりに設置することで、デジタル広告・メイク・ファッション・フィットネス・ゲーム等において、ユーザーへ新体験を提供できる。






ズックとは

ハタプロが提供する小動物型AIロボットの「ズック」は、音声対話だけでなく、デジタルサイネージと連携することで画像や映像などを視覚的にも伝えられることができ、これまで小売店舗などを中心に、顧客に合ったおすすめ商品の接客をするツールとして導入されてきた。


小動物型AIロボットの「ズック」




スマートミラーとズック連携で

ズックとスマートミラーが連携することで接客業務における効率化を図れると同時に、「ズック」に搭載された画像認証センサーと、「スマートミラー2045」を通じた顧客データの収集が可能になった。これにより収集したデータを分析し、品ぞろえや店舗レイアウト、商品の提案方法などの店舗戦略に活用することで、顧客体験のさらなる向上に貢献することができるという。

また、それぞれの特徴から省スペースの設置に対応可能で、スマートストアなど無人店舗での活用も見込んでいるという。

ジーエルシーは、今後、「スマートミラー2045」を全国の店舗・宿泊施設・観光地などに導入していくとしており、今回の連携により安価で手軽に導入できる「ズック」は、実用的な業務対応AIロボットとして様々な利用用途における導入を積極的に推進していく方針。

関連サイト
スマートミラー2045

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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