AKAとケンブリッジ大学出版局がコンテンツ共同開発へ 同志社と法政の中学・高校で「Musio」と教材の連動性を検証

人工知能エンジン及び人工知能ソーシャルロボットを開発しているAKA(AKASTUDY LIMITED)は、ケンブリッジ大学出版局と、英語学習AIロボット「Musio(ミュージオ)」で利用できる英語学習コンテンツの共同開発に向け、同志社中学校と法政大学中学高等学校で実証実験を実施したことを発表した。

実証実験では、AKAが開発した人工知能搭載の英語学習AIロボット「Musio」とケンブリッジ大学出版の英語学習教材「Connect Second Edition」シリーズとのコンテンツ開発を目的に、教育現場での「Musio」と教材の連動性に関して検証を行った。



AKAはアメリカに本社を置き、日本法人は2015年11月に設立。この数年間で人工知能エンジン「Muse」とそのエンジンを基盤にした人工知能ロボット「Musio」を開発。「Musio(ミュージオ)」は英語学習AIロボット。主な学習機能として、アメリカのネイティブ英語を話し、自然な英会話ができるチャットモードや専用教材を使用しレベルや目的に合わせた英語学習ができるチューターモードと、英会話の際に必要な単語や会話フレーズなどを発音しながら反復練習できるエデュモードがある。

ケンブリッジ大学出版が出版している「Connect Second Edition」は世界中で幅広く支持される中高生向けの教材。中高生が関心のある身近なトピックで会話の幅を広げ、会話文を素材としながら「聞く(listening)」「読む(reading)」「話す(speaking)」「書く(writing)」の4技能をバランスよく伸ばすことができる。



ケンブリッジ大学出版局は、1534年イギリスの国王ヘンリー8世により設立された出版社。英国ケンブリッジ大学の出版部門として全世界において、「教育、知識の向上、研究の発展」を促進すべく幅広く活動を展開し、最新の研究成果の出版、最新の指導法や学習方法を取り入れることで、常に教育の最前線にある出版社として高い評価を獲得。書籍出版においては、英語教材(ELT)、スクールテキスト、学術書の3分野を中心に活動を展開している。

AKAは引き続き、Musioが日本の英語教育現場においてさらなる貢献ができるよう発展していくとともに、子どもから大人まで幅広い世代のアクティブラーニングにつながる新しい英語学習の提供を推進していくとしている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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