株式会社アーテックは、ロボットプログラミング教材「アリロ」を活用した英語学習教材を9月25日(水)~9月27日(金)に開催する「第1回 関西STEM教育EXPO」で展示することを発表した。教材は2020年4月のリリースに向けて開発中。
2020年の学習指導要領の改訂により公教育において小学3年生から英語教育が始まる。大学入試においてもこれまでの「読む」「書く」試験に「話す」「聞く」を加えた「4技能のバランス」が重視されるようになるという。しかし、教育現場ではネイティブ教員の不足、教員負担の増大といった課題も懸念されている。
AIが発音を採点
英語学習教材は、音声認識技術とAIによる高い採点技術を利用したアプリケーションと、かわいらしいロボットを併用することで、ITやAI、ロボットに親しみながら、遊びを通して自発的に繰り返し英語を発話し学習することができるという。
アプリケーションは、株式会社サインウェーブが開発したソフトウェアをベースに、ロボットとの通信機能やオリジナル英語学習コンテンツを搭載。マイクボタンを押してタブレットに向かって話すとその場ですぐにAIが発音を採点し、採点結果に応じてロボットをコントロールし、目的地まで導くなどといった課題に取り組めことができる。また、お手本の音源と発音した音声の聞き比べや学習履歴の確認も可能。
AIによる自動採点技術にはiFlytek(アイフライテック)社の評価エンジンを採用。実際の英語のスピーキング試験で解答された音声データや、英語の専門家による厳しい採点基準のビッグデータに基づき、人間を超える採点精度を実現している。
展示会に出展
「第1回 関西STEM教育 EXPO」は、「第3回 関西 学校・教育総合展」の一部で開催する。( 総合展は、関西 教育ITソリューションEXPO、関西 学校施設・サービスEXPO、関西 STEM教育EXPOで構成される)開催日は9月25日(水)~9月27日(金)の三日間。イベントは招待券を申し込み、持参すると無料で入場することができる。
「第3回 関西 学校・教育総合展」
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。