NTTドコモが「5Gのある世界で活躍する新商品の提案」を募集中 3~5年以内に実現可能なイノベーション

「あなたが欲しいモノは?」こんな質問に困るほど、世の中はたくさんのモノで満ち溢れている。NTTドコモは、5Gのある世界で心から欲しいと思えるモノを募集している。

そんなオープンイノベーションを募集する「NTT DOCOMO 5G CHALLENGE」の募集内容は「5Gのある世界で活躍する新商品の提案」だ。受賞コンセプトは、事業化・商品化の検討へ移行し、最優秀賞のチームは305万円の賞金を獲得することができる。

2020年代の情報社会では、移動通信のトラヒック量は4Gのサービスが始まった2010年と比較して1,000倍以上に増大すると予測されている。また、ウェアラブルデバイスの本格的な普及や動画の4K/8K化、VRに代表される動画コンテンツの大容量化など、娯楽や広告のみならず、セキュリティ、医療、教育といったあらゆる領域で、通信に対するニーズはより一層高まる。

「NTT DOCOMO 5G CHALLENGE」では、多様な価値観、ライフスタイル、モノが存在するであろう5Gのある世界で、欲しいモノは何か?世の中に新しい価値を提供し、未来をよりよく変えていけるような商品を募集している


一般向けであること

5G CHALLENGEで提案するモノの利用者は一般消費者でなくてはならない。また、プロダクトもしくは、プロダクトとサービスがセットになったものであり、3~5年以内に実現可能である具体的な提案であることが求められる。



ここでのプロダクトとは、スマホアクセサリー、機能を拡張した新たなスマートフォン、その他のあらゆるハードウェアを指すが、まだ存在しない新たなハードウェアの提案でも良いそうだ。

審査の基準は「どのような人のどのような問題や欲求にアプローチするか?」 「どのような価値と体験を提供するか」 「社会実装に向けて、実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた商品・サービス提供のあり方の具体化」 「既存の商品やサービス、問題に対する既存の解決策とくらべても大きな価値があるか」の4つで判断される。



提案には、コンセプトの画像1~10枚程度(CG/写真/スケッチなど)と、コンセプトの説明(タイトル・課題や欲求・ソリューションと提供価値・詳細説明)を用意し、Wemake上の投稿フォームから提出する。締め切りは2019/11/3(日)。



三つの特徴を持つ「5G」

5Gには大きく分けて、三つの特徴がある。一つは最大で20Gbps(ギガ・ビット毎秒)もの通信速度を実現する「高速・大容量通信」。現在国内で主流となっている4G(LTE)の0.1 Gbps~1Gbpsと比較すると、通信速度は最低でも20倍に跳ね上がる。そのため、4K/8Kなどの超高画質な動画やVR動画のストリーミングなど現在のモバイル通信では視聴困難であったコンテンツが快適に利用できるようになる。

二つ目は、端末から基地局までの遅延をこれまでの100分の1秒から1000分の1秒へと非常に小さくし、通信データの通り道を短縮することで達成する「低遅延」。インターネットを介してビデオ通話をしたとき、会話がずれているように感じたことはないだろうか?これは、自分の言葉が相手に遅れて届き、相手の返答も遅れて自分に返ってくるために生じる現象だ。ところが5Gではこの遅延の短縮が可能になるため、そうしたずれが改善される。例えば「遠隔操縦」や「モバイル環境でのeスポーツ」など、リアルタイム性が求められる分野での活用が期待されている。

最後の三つ目は、1平方キロメートル当たり100万個もの機器を同時に通信回線に接続できる「多接続」。これは、4Gと比較すると100倍以上の機器を同時に接続することができることになる。現在、世界には300億台を超えるスマートメーターやセンサー類などのIoT機器が存在しているが、これらの多くはさまざまな通信規格でネットワ-クに接続されている。今後、より幅広い用途や利便性を考え、携帯電話のネットワークを用いて接続される事が増えていくと、将来通信負荷に耐えられない時期がきてしまう。そこで、多接続が可能である5Gを活用することで、社会のIoT化がより進展することが期待されている。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム