AI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」と「RaaSプラットフォーム」の導入と普及へ 介護サービスのセントケアがAeolus Robotics社へ資本参加

トータルな介護サービスを全国規模で展開するセントケア・ホールディング株式会社(セントケア)は、AIを駆使した汎用ロボットプラットフォームを専門とするAeolus Robotics Corporation(アイオロス社:米・サンフランシスコ)へ資本参加するとともに、同社の介護支援ロボットサービス「RaaS(Robot as a Service)プラットフォーム」をグループの介護施設に導入することを決定。
同時に、介護ロボットの企画・販売事業を手掛けるグループ会社のケアボット株式会社を通じて、外部向けにRaaSサービスを提供することを10月31日に発表した。


同社はアイオロス社への出資とともに、今後、「RaaSプラットフォーム」をグループ施設に導入し、サービスの品質向上とスタッフの業務負担軽減に努めることにしており、本年中に首都圏から段階的に導入を開始し、順次、導入地域・サービスの拠点を拡大する予定だ。


アイオロス社のRaaS(Robot as a Service)プラットフォーム
アイオロス社では、ロボット単体のレンタル(あるいはリース)ではなく、利用者側にロボット技術者やメンテナンス設備は不要で、簡単に運用を始められるよう、導入から運用・メンテナンスまでの一連のサービスをRaaSプラットフォームとして提供している。AI による自立動作のため、常時クラウドネットワークに接続し続ける必要もなく、通信環境の不安定な場所での運用も可能だ。




人型介護支援ロボット「アイオロス・ロボット」の特徴

「アイオロス・ロボット」は、周囲の環境や情報を学習・認識できる非常に優れた「AIビジョンセンサ」を搭載し、後ろ姿や横たわった状態でも個人を特定できる「高度な物体検知能力」や「空間認識」、「生体信号検知」、「音声認識」の他、2本のロボットアームや作業用途に合わせてロボット自身で交換するグリッパー、自走性も備えている。施設内での様々な動きを学習・蓄積することで、介護現場のあらゆる場面で介護スタッフ業務を支援し、例えば、入浴、排泄、食事等の支援や夜間・深夜の見守りや緊急対応等も可能となっている。



■【動画】日本の高齢者介護施設にて働くアイオロスロボットのイメージムービー
(Aeolus Robot Working Image movie at Elderly care facilities in Japan)

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ロボスタ編集部

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