プラススタイルは、ポータブルプロジェクター「MoGo Pro」と「MoGo」を、+Styleで2020年1月28日より予約受付、2月6日に販売を開始することを発表した。
「フォーカスの調整」と「台形の補正」を自動で行うプロジェクター
この商品、プロジェクターながら、こだわりの音質で知られるHarman Kardonスピーカーを搭載し、OSは「Android TV」を採用している。となると、”OK、Google”でおなじみの「Googleアシスタント」とも連携できる。
MoGo ProはMoGoの上位モデルで、上映像出力の性能が異なる。MoGo Proは現在ハイスペックモデルで主流の720pを超える1080p、MoGoでは540pの解像度で30~100インチクラスの映像投影が可能。また、明るさを表わす単位「ルーメン」の平均値を定めた「ANSIルーメン」は、MoGo Proは300ANSIルーメン、MoGoは210ANSIルーメンの明るさを実現している。販売価格はMoGo Proが7万4800円(税込み)、MoGoは4万4800円(税込み)。
プロジェクターは目前に広がる大画面が魅力である一方、「フォーカスの調整」と「台形の補正」を手作業で行うことがユーザーの課題となっている。両製品は、オートフォーカスの検出ポイントが1万カ所に及び、数秒で自動的にフォーカスを調整。また、特許取得済の「Smart keystone補正」により垂直方向に±40度まで自動的に補正する(水平補正はマニュアル)。
「MoGo Pro」は、フルHD(1080p)の解像度を投影できる高画質性能と、Harman Kardonスピーカー搭載による高音質性能を両立したAndroid TV採用のポータブルプロジェクター。
CPUには「Amlogic T950X2」を、GPUには「MaliG31」を採用し、2GBのRAMと16GBのストレージを搭載。OSは「Android TV」で、大画面に最適化したユーザー・インタフェースで快適にコンテンツを楽しめるほか、Android TV向けGoogle Playストアで4000を超えるアプリが自由にダウンロードできる。また、リモコンにはマイクを搭載しており、Google アシスタントによる操作も可能。
筐体サイズは約94.5×146×105.5mm。10,400mAhの大容量バッテリーを搭載し、省エネモード時には映像を最大4時間投影でき、音楽は最大8時間再生できる。
音質面では、Harman Kardonとの協業で3W出力のスピーカーを2基搭載。同社が長年培ってきた高音質化のチューニングを施し、コンパクトな筐体ながらバランスの良い音楽体験が可能。そのため、プロジェクターとしてだけではなく、ポータブルスピーカーとしても使用できる。
外部機器との接続では、Bluetoothによる音声出入力デバイスやキーボードなどと接続できるほか、HDMIによる最大4K解像度の映像入力、USB 2.0の外部ストレージ接続、Chromecastによるミラーリングなども可能。
MoGoシリーズを開発するXGIMI(ジミー)は、2013年に中国・成都で設立されたスマートプロジェクターに特化したベンチャー企業。同社のプロジェクターは世界120を超える国と地域で販売されており、ユーザー数は100万人を突破。世界各国のデザイン賞を受賞しているほか、MoGo Proは「The world’s first 1080p Android TV Portable Projector(1080p投影可能な世界初のAndroid TV搭載ポータブルプロジェクター)」としてCES 2020 Innovation Award Productにも選ばれている。
MoGo Pro +Style