クルマとスマホをつなぐ「SDLアプリコンテスト2020」4月から応募受付 自動車メーカー10社が普及をあと押しするSDLアプリとは

SDLアプリコンテスト実行委員会は、多くの開発者にSDLアプリの開発に接してもらうことを目的に、「クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2020」を開催することを発表した。(上の写真は第2回SDLアプリコンテストの最終審査に参加した、開発者や審査員等の人たち)

同コンテストはSDLの普及を目的とした非営利団体「SDLコンソーシアム日本分科会」の協力で実施するもの。SDLコンソーシアム日本分科会は、自動車メーカー10社(トヨタ自動車、日産自動車、マツダ、SUBARU、ダイハツ工業、三菱自動車工業、スズキ、ヤマハ発動機、川崎重工業、いすゞ自動車)ほかで構成されている。


第3回を迎える同コンテストでは、四輪と二輪の両方を対象にSDLに対応するアプリ(Android、iOS)を広く募集する。年齢、性別、国籍等は不問で、個人・チームどちらでも応募可能だ。募集期間は2020年4月1日から11月4日まで。12月上旬に最終審査会が開催する。


自動車メーカーが一体となって開催するコンテスト

SDL(Smart Device Link:スマートデバイスリンク)はクルマやバイクとスマートフォンを連携させ、スマホアプリからカーナビ(車載機)を操作できるオープンソースの国際標準規格。車の中でスマートフォンを安全に、かつ効率的に使用するための仕組みであり、SDLの普及によってそれをメーカーや車種を問わず実現できるようになる。

2019年12月に「道路交通法」が改正され「ながら運転」が厳罰化された中で、スマートフォンと車・バイクを繋ぎ、新たな車室環境を作る規格として、SDLへの注目や期待は非常に高いものとなっている。

第3回を迎えるコンテストでは、このSDLに対応する、エンタメアプリやドライブを楽しむためのアプリ、業務用アプリなど、四輪・二輪の両方を対象に様々なアプリを募集する。

「クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2020」
・募集期間
2020年4月1日~11月4日(水)

・募集内容
エミュレーターか開発キット上で開発したSDL対応アプリ(既存アプリの移植、新規開発)

・募集対象
年齢、性別、国籍等不問。個人・チームどちらでも応募可

・応募方法
プレゼンシートと動作解説動画をWebフォームで応募

・審査
審査員が新規性、UX・デザイン、実装の巧みさ等で評価

・最終審査会:2020年12月上旬予定

・グランプリ:賞金50万円+副賞

・特別賞:賞金各10万円

・主催
SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局 角川アスキー総合研究所)

・協力/後援
SDLコンソーシアム日本分科会 ほか

・ホームページ
https://sdl-contest.com/

募集期間は2020年4月1日から11月4日まで。12月上旬に最終審査会を開催し、グランプリには賞金50万円と副賞が、特別賞5作品には賞金10万円が贈呈される。


第2回SDLアプリコンテストのグランプリは、IoTと連携した「安全運転レベル診断」アプリ

第2回の「クルマとスマホがつながる SDLアプリコンテスト」は、2019年7月から2019年10月を応募期間として開催し、2019年11月に最終審査会を行った。社会問題への貢献、実用性などを多角的に評価して、プログラミング言語「Scratch」とSDLをつながる仕組みを用意しキッズ向けのプログラミングを可能にしたアプリや、音楽配信サービスと連携してシェアやコミュニケーションを可能にするアプリなど、バラエティーに富む入賞10作品を選出。

その中から、SDLで得られた車両情報とメガネ型IoTデバイスによる安全確認のための動作をモニターした情報を連携させて運転レベルを診断するアプリ「優良ドライバーチェッカー」が、グランプリに選ばれた。



「優良ドライバーチェッカー」は、SDLから得られる車両の情報とIoTデバイスからの情報から安全運転のレベルを判定、教官のような複数のキャラクターがアドバイスや指導してくれるほか、今見えた路上標識などについてクイズを出題し、標識や道路指示をきちんと見たり確認しているかも診断してくれる。


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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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