「Society 5.0 for SDGs」AIやIoT、ロボット、xRで実現するのはどんな未来? 経団連がコンセプト動画を公開

一般社団法人 日本経済団体連合会(以下、経団連)は、「Society 5.0」により実現する未来社会を描いた動画「20XX in Society 5.0~デジタルで創る、私たちの未来~」を制作。2020年3月26日に公開した。動画では、「Society 5.0」の実現によって日々の生活におとずれる明るい未来を、4つの技術革新を例に紹介している。

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AIやIoT、ロボット、ビッグデータなどの革新技術を産業に取り入れた社会

経団連はデジタル技術の強みを最大限活かして経済を成長させ、一人ひとりにとっても便利で幸せな暮らしを実現できる未来社会「Society 5.0」を日本発のコンセプトとして提唱している。これは、政府の成長戦略にも位置付けられている。

「Society 5.0」とは狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、第5番目の未来社会をさす日本発のコンセプトで、サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合した超スマート社会。デジタル革新と多様な人々の想像力・創造力を融合することで、「課題解決」を図るとともに、新たな「価値創造」をもたらすとされている。

経団連は「Society 5.0」の実現を通じて、国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」の達成をはじめとするさまざまな社会課題の解決に貢献したいと考えている。そのため、「Society 5.0 for SDGs」の実現を大きな活動方針に掲げている。



経団連は動画の公表とあわせて、各社の製作したSociety 5.0に関する動画を集約した動画プラットフォーム「Theater 5.0」もスタート。近日公開される予定。

関連サイト
日本経済団体連合会

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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