「JR東日本スタートアッププログラム2020」の募集開始 テーマは「地方創生」「観光・インバウンド」「スマートライフ」の3つ

東日本旅客鉄道とJR東日本スタートアップは、ベンチャー企業や優れた事業アイデアを有する方々との協業によるビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2020」を開催することを発表した。応募はJR東日本スタートアッププログラム専用ホームページから行える。応募期間は4月13日〜5月31日(日)。賞金は最優秀の「スタートアップ大賞」(1社)が100万円。

JR東日本スタートアッププログラムはこれまで63件の提案を採択。鉄道事業や生活サービス事業、IT・Suica事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化されている。例えば、「未来の駅」を体験できるイベントとして大宮駅で開催された「STARTUP_STATION」に登場した「無人ロボットパスタカフェ」や、東小金井駅の「駅そばロボット」などの実証実験が読者にもお馴染みかもしれない。ロボスタでも大変注目されたロボットたちだが、次世代の斬新なロボットやシステムがこのプログラムから誕生することを期待したい。

第四回目となる今回はさらなるオープンイノベーションを推進するため、「地方創生」「観光・インバウンド」「スマートライフ」の3つをテーマに掲げ、未来を見据えた協業をベンチャー企業と進めていく。募集要項は以下の通り。年度内に実証実験を実施することを目指す。

■募集要項(プレスリリースから引用)
1.募集対象
・既に自社の製品・サービスまたはプロトタイプを有する企業
・年度内に実証実験が可能な概ね起業10年以内の企業
2.応募条件
・提案内容が新規性を備えていること。
・JR東日本グループのリソース・アセットを活用すること。
・応募者・JR東日本グループにとって新たな事業展開に繋がる取組みであること。
3.注意事項
・公序良俗に反しないプラン内容としてください。
・応募にかかる費用は応募者がご負担ください。
・原則として特許権などの知的所有権は応募者に帰属します。 エントリーにあたっては応募者自身の責任において必要な権利保護などの手続きを行うこととし、 主催者は一切の責任を負わないこととします。ただし、 今回の公募プログラムによらず、 JR東日本グループが独自で同一または類似の商品・サービス・技術などを既に開発している、 または将来開発する可能性があることをご了承ください。
・プログラム期間中および期間後に当社と共創の取組みの実現に向けてリソースを割けることを前提とします。
・当社が希望する場合は、 応募プランの知的財産権の取り扱いに関して協議に応じていただくようお願いします。
・プラン概要は一般公開します(一般公開しても差支えない範囲で応募してください)。
・応募条件、 注意事項に反する応募であることが判明した場合は、 採用を取り消し、 賞金の返還を求める場合がありますのでご留意ください。


「JR東日本スタートアッププログラム」はこれまでに計63件の提案を採択

「JR東日本スタートアッププログラム」はベンチャー企業や様々なアイデアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラム。2017年度から開催し、これまでに計63件の提案を採択。鉄道事業や生活サービス事業、IT・Suica事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化に至っている。また、2018年には内閣府主催の第1回日本オープンイノベーション大賞で経済産業大臣賞を受賞している。



「JR東日本スタートアッププログラム」では、JR東日本グループが掲げる「TICKET TO TOMORROW~未来のキップを、すべてのひとに。~」のもと、社会課題の解決や豊かで幸せな未来づくりを共に実現できる提案を募集する。


「TICKET TO TOMORROW~未来のキップを、すべてのひとに。~」
1.人・モノ・情報をタイムリーに結び付け、 利便性を高めるサービスの創出
2.出発地から目的地までをスムーズにつなぐ快適な移動の創造
3.より安心・安全な輸送、 サービス向上に資する技術革新
4.魅力あるサービスの提供を通じ、 国内外の多様な人々が集い楽しめる場としての駅づくり
5.地域の雇用・移住・観光の促進
6.環境負荷の少ないエネルギーや安全で安定した食糧の供給など社会的課題の解決

募集する対象企業は自社の製品・サービスまたはプロトタイプを有する、概ね起業10年以内の企業。募集するテーマは「地方創生」「観光・インバウンド」「観光・インバウンド」の3つ。

■募集テーマ
1.「地方創生」
東日本大震災発生から10年の節目を迎える東北エリアをはじめとした「地方創生」の推進
2.「観光・インバウンド」
新たな視点での観光資源活性化や地域の魅力創出などの「観光・インバウンド」事業の創造
3.「スマートライフ」
テレワーク・デュアルライフなどの社会的なニーズへの対応、デジタルトランスフォーメーションによる新たな消費行動など、新しい働き方や暮らし方の提案としての「スマートライフ」の実現

応募締切は5月31日(日)。書類審査結果通知が6月30日(火)。プレゼン審査を7月中に行い、12月中にJR東日本グループのリソース・アセットを使った実証実験を行う予定。発表会での審査では優れた提案に対して賞金を用意。スタートアップ大賞(1社)が100万円、優秀賞(1〜2社)が50万円、その他各賞(1〜2社)が10万円となる。


■スケジュール(プレスリリースから引用)
5月31日(日) 応募締切
6月30日(火) 書類審査結果通知
7月中      プレゼン審査(非公開)
8月~  アクセラレーション期間
11月  Demo Day(公開)
各コースにおける実証実験・協業プランを発表していただきます。
12月~ JR東日本グループのリソース・アセットを使った、 実証実験を行います。
※スケジュールは変更になる場合があります。

アクセラレーション期間中はJR東日本グループが所有する情報、ITツール、プロモーション設備、商流・物流網などを利用できる。また、事業提案ごとにメンターを配置し、実証実験や協業プランの実現をサポートしてくれる。

その他詳細は、JR東日本スタートアッププログラム専用ホームページで確認できる。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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