ZMPが中部国際空港での「小型EV自動運転バスの実証実験」動画を公開 「世界初の誘導路横断システム」や「遠隔オペレーション」を実証

空港内の乗客移動に自動運転バスが導入される日は、もうすぐそこまで来ているかもしれない。

株式会社ZMPは、2019年12月16日から18日に実施した、中部国際空港の制限区域内における自動走行車両による実証実験の走行動画を4月28日に公開した。
同実証実験は、丸紅株式会社とZMPの合弁会社であるAiRO株式会社が国土交通省 航空局主催の「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」に参加、ZMPが開発した自動運転車両「RoboCar Mini EV Bus」を用い、自動走行車両による試験を実施。 また、今回新たに、画像認識などのAI技術を用いた航空機検知機能による世界初の誘導路横断の自動判断システムや、遠隔でドア開閉などのオペレーションを行うなど、より実運用に近い技術・サービス検証を行った。

ターミナルに停車する自動走行小型EVバス

世界初の誘導路横断の自動判断システムが画像を解析 自動運転バスと連携して安全に走行

自動走行小型EVバスイメージ

リモートコントロールセンターの様子

■【動画】中部国際空港での自動運転バス実用化に向けた自動走行実証動画

ZMPは今後、空港制限区域内における自動走行バスの導入を進めると共に、自動走行車両および 付随サービスの商品化・販売の検討に向けた取り組みを推進していくと述べている。



RoboCar Mini EV Busについて

RoboCar Mini EV Busは、中国ANFUI ANKAI AUTOMOBILE社製の小型EVバスをベースにユーザーが外部装置(PCや専用装置)より制御信号を入れることで制御ができるようにZMPの制御装置を組み込んだ自動運転用の車両装置です。ZMPが開発する自動運転コンピューターIZACを搭載。人員輸送や荷物輸送の無人化にむけたサービスの構築に活用できる。


▼ RoboCar Mini EV Busの仕様 ※仕様は予告なく変更となる可能性がある

使用車両 ZMP製RoboCar Mini EV Bus
※ベースのEVバスは中国ANFUI ANKAI AUTOMOBILE社製
乗車定員 11名(ドライバー席含む)
全長×全幅×全高 6.61m/2.32m/2.87m
車両重量 8,320㎏
ハンドル有無
最高速度 69km/h
満充電走行距離 60~80km(A/C off時)
充電時間 約60分
自動運転の方式 自律型(インフラに手を加えずに自動運転)
基本機能 自己位置推定、障害物認識、車両制御
マニュアルモード・自動制御モード切替 等
価格情報 RoboCar Mini EV Bus(自動運転バス)一式 7,000万円~
備考 消毒液散布機能オプションは要問い合わせ。その他、自動走行用マップの作成や現地セットアップ等の初期費用、オペレーション用監視システムおよび保守費用などが別途必要。

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ロボスタ編集部

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