【近未来的】SF映画で憧れてた「空中映像に触れるエアータッチ・ディスプレイ」博報堂プロダクツが開発 非接触サイネージ

近未来が舞台のSF映画やアニメーションではしばしば、腕時計型のデバイスから画面が空中に投影され、それをエアータッチ(エアータップ)して操作するシーンが描かれている。それは時に壁のように巨大な投影スクリーンだったりもする。デバイスのサイズにとらわれず、投影された画面をエアータッチで操作する姿に、近未来を感じるのだ。

博報堂グループの総合制作事業会社である株式会社博報堂プロダクツは、2020年7月8日より非接触サイネージ「触れずに触れられる、エアータッチパネル」のソリューションの提供を開始した。新型コロナウイルス感染症の拡大予防対策として、非接触タッチパネルのニーズが高まりつつある中、同社では、空中映像技術を活用した非接触タッチパネルを資材調達からデザイン・設計製作までワンストップにて完結した、非接触デジタルサイネージを開発。これにより、高クオリティ・低コストでのソリューション化が可能となる、という。

操作イメージ

このソリューションには株式会社パリティ・イノベーションズの「パリティミラー300」を使用している。図書館や書店の検索パネル、病院や公共施設での受付や発券端末、飲食店のメニュー端末などでの利用が見込まれており、什器やデザインは設計・仕様変更が可能なため、顧客の要望に合わせて提案していくことができる。

利用シーンイメージ


実鏡映像が結像できる特殊プレート

非接触タッチパネルに必須技術となる“実鏡映像が結像できる特殊プレート”は、10インチを超える“実鏡映像が結像できる特殊プレート”を国内で初めて開発に成功した、それがパリティ・イノベーションズの「パリティミラー300」だ。

タッチパネル式空中浮遊映像を再現するには図の(1)~(4)の機材が必要となる。

現実にはまだまだ複雑なしくみとパーツで構成されているが、この技術が量産された将来、モジュールやデバイスの小型化、画面の大型化などを勝手に期待してしまう。


■ 空中時計「HORO」 (参考動画)


【株式会社パリティ・イノベーションズ】
次世代映像技術「空中映像・空中ディスプレイ」の研究開発を行っている(国)情報通信研究機構発のベンチャー企業である同社は2010年に設立。ただ置くだけで空中映像を浮かび上がらせる新しい光学素子「パリティミラー」を世界で初めて開発することに成功した。パリティミラーの量産化、大型化、さらにそれを用いた応用システムの試作などの様々な光学素子の実用研究/システム開発を行っており、、国内外で開催される展示会・見本市を通じて空中映像の応用・普及を促すと同時に、今までにない画期的なディスプレイツールとしてパリティミラーを用いた応用システムを開発し、その魅力を最大限に訴求している。

■【動画】パリティミラー(Parity Mirror)PV

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ロボスタ編集部
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