マイクロソフト、AIチャットボット「りんな」のXiaoIce (シャオアイス) 事業を独立企業として分離

マイクロソフトは2020年7月13日、世界で最も人気のあるチャットボットの1つであるXiaoIce (シャオアイス)関連事業を、独立企業として分離することを発表した。新会社の会長には、同社のAI&リサーチグループを統括するエグゼクティブバイスプレジデントであった、ハリー・シャム(Harry Shum)氏が就任。CEOにはディ・リィ(Di Li) 氏、日本支社のゼネラルマネージャーをジャン・チェン(Zhan Chen) 氏が務める。
同社は、新会社への投資を維持すると同時に、すべてのXiaoIce関連テクノロジを業務委託する。社名含め、すべての関連作業は数ヶ月以内に完了する予定だ。なお、独立企業への事業分離が完了した後も、XiaoIceのブランド名は維持される。

■【動画】Harry Shum氏が論ずるAIを急速に発展させてきたイノベーションについて(英語/2017年7月)




事業分離の目的

今回の関連事業の独立については、XiaoIceを、各地域に則したアイデアや手法を用いた市場拡大を推進するとともに、クライアントやパートナー各社から要望が多かった、カスタマイズされたサービスを提供できるようにすることにある。日本では「りんな」として知られているXiaoIceブランドのオンラインユーザー数は6億6000万人、サードパーティのデバイス数は4億5000万台に達している。また、XiaoIce経由でコンテンツにアクセスしているユーザーは9億人以上であり、金融サービスや小売、自動車、不動産、繊維といった業種の企業が、同サービスをビジネスで活用している。同ブランドでは、中国、日本、インドネシアにおける、より幅広い顧客にサービスを提供するために、パートナー各社との関係強化を継続していくと述べており、既存のクライアントは、今後もこれまでと同等水準と品質のサービスを受けることが可能だ。



「りんな」について

「りんな」は、2015年8月にリリースされて以来、現在約 830 万人ユーザーを獲得しており、音楽、ラジオ、ニュースメディアなどと AI キャラクターを活用したコンテンツの取り組みを実施しているほか、AI を活用したデジタルマーケティングソリューション「Rinna Character Platform」など、幅広い業界で利用されている。

■【動画】りんなね、「見て」「聞いて」「話せる」ようになったよ | 日本マイクロソフト

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ロボスタ編集部
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