AI、ロボットなどの農業ベンチャーが最新技術を共有 スマート農業推進協会が主催するオンライン勉強会 7/16・22・29に開催

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)が事務局を務めるスマート農業推進協会(宮崎県新富町)は、コロナ禍により同協会が企画していたオフラインのイベント等が中止・延期となる中、取り組みの歩みを止めないためオンライン(ZOOM)による勉強会を5月から開催している。
同勉強会はスマート農業推進協会に入会している法人会員6社の他、宮崎県新富町のスマート農業実践農家や協業している産官学の有識者に参加してもらい、1回1テーマを設けてスマート農業の今を知るというもの。テクノロジーを活用したオリジナリティーあふれる技術や取り組みを紹介しつつ、視聴者からの質問に答えていくものになっている。
(上の画像は6月26日に開催したオンライン勉強会の一画面。東京大学准教授の海津 裕氏が登壇し、ロボットの歴史からこれからの可能性について話が広がった)

同勉強会は7月に3回予定しており、16日(木)に鹿児島堀口製茶 代表取締役専務・堀口大輔氏が参加、22日(水)にSBテクノロジー株式会社 公共事業部 副事業部長でリデン株式会社 代表取締役社長である上原郁磨氏が参加する。29日(水)には株式会社オプティム ビジネス統括本部農業事業部 サブマネージャーの中坂高士氏と農林水産省大臣官房政策課企画官である早瀬健彦氏が参加する。

<これから開催予定のオンライン勉強会>
■7月16日(木)19:00〜20:00
「スマート農業の最前線 すごいぞ、無人摘採機」(無料)
ゲスト
鹿児島堀口製茶 代表取締役専務・堀口大輔氏
特設ページ
https://peatix.com/event/1531660

■7月22日(水)20:00〜21:00
「農業のマッチングサービスAGUMIRU・上原郁磨氏の農業イノベーション論」(無料)
ゲスト
SBテクノロジー株式会社 公共事業部 副事業部長/リデン株式会社 代表取締役社長・上原郁磨氏
特設ページ
https://peatix.com/event/1537204

■7月29日(水)19:00〜20:00
「農業の未来予測、テクノロジーで課題は解決するのか?」
ゲスト
株式会社オプティム ビジネス統括本部農業事業部 サブマネージャー・中坂高士氏
農林水産省大臣官房政策課企画官・早瀬健彦氏
申込・エントリーフォームが準備でき次第、同協会Facebookページにてお知らせ。


「スマート農業サミット2020」が8月21日に開催

宮崎県児湯郡新富町は人口1万7千人の小さな町。施設園芸が盛んで、東京ドーム約460個分にも及ぶ広大な農地を有し、ピーマン・キュウリ・トマト・ズッキーニ・ライチ・キンカンなど、年間を通して多彩な農作物が収穫されている。20年以上前からDIYでアグリテックを実践する農業者がおり、IoTを導入しながら収量・効率性を高めようと若手農家を中心に「儲かる農業」の実現に向けた定期的な勉強会を行う研究会も自主開催。そこから派生してスマート農業推進協会が創設された。

スマート農業推進協会は2019年11月の設立にともなうオープニングイベントとして、官民のスマート農業関係者を集めた「スマート農業サミット2019in宮崎県新富町」を開催。130名を超える参加者が宮崎県新富町に集まった。その第2弾イベントとしてオンライン開催によるスマート農業サミットを2020年8月21日(金)に開催が決定。多様かつ豪華な10数名の登壇者を予定しているという。


2019年11月10日に開催した「スマート農業サミット2019in宮崎県新富町」の様子
スマート農業サミット2020-最新・最先端の農業の未来がここにある
■登壇者(50音順)(7月16日時点での情報 *随時更新)
・株式会社 安藤商事(セキド宮崎中央) 代表取締役 安藤光広 氏

・スマート農業実践若手きゅうり農家 猪俣 太一 氏

・SBテクノロジー株式会社 法人公共事業統括 公共本部 副本部長/リデン株式会社 代表取締役 上原 郁磨 氏

・株式会社NTTドコモ スマートライフ推進部フードテックビジネス担当 大関 優 氏

・一般社団法人 AgVenture Lab 代表理事 理事長 荻野 浩輝 氏

・一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 代表理事 齋藤 潤一 氏

・本田技術研究所 坂本 一弘 氏

・ENEOSホールディングス株式会社 未来事業推進部 関 悠一郎 氏

・農業ロボットベンチャーAGRIST 取締役COO 兼 人事・組織開発責任者 高橋 慶彦 氏

・株式会社ヴァカボ 代表取締役 長岡 康生 氏

・リアルテックファンド グロースマネージャー/リアルテックホールディングス株式会社 執行役員 吉開 祐貴 氏


人口減少と高齢化が進む農作業

農林水産省「農業労働力に関する統計」によると平成22年に260.6万人いた農業就業人口は平成31年には168.1万人(概数値)まで減少している。またその平均年齢は65.8歳から67.0歳へと上昇し、確実に高齢化の一途をたどっている。人手不足の解消には「農作業の省力化・労力軽減」、農業従事者の高齢化・後継者不在で危ぶまれる「農業技術の継承」、世界人口増加と食糧問題に関わる日本の「食料自給率の向上」。このような農業課題を解決し、農業を持続可能な産業として再構築するためには、スマート農業による新しい農業が不可欠。スマート農業とはロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新しい農業(参照:農林水産省ホームページ)。


イネの生育状況をドローンで撮影中(『セキド宮崎中央』提供)

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム