Mira Robotics 次世代型アバターロボットugoの新モデル「ugo Stand」「ugo R」を発表 従来のと3モデルを展開

アバターロボットの開発を手掛けるMira Roboticsは、次世代型アバターロボットugo(ユーゴー)がNTTドコモの5Gパートナーソリューションに採用されたことを発表。これを受けさらなる事業拡張を進めるために、新モデル「ugo Stand」(ユーゴー スタンド)と「ugo R」(ユーゴー アール)を発表した。

従来のugoは「ugo Pro」(ユーゴー プロ)と名称を変更し、ugo Stand、ugo Rとともにugoシリーズは3モデルで展開していく。なお、この3モデルは、大成株式会社が展開する、次世代DX警備ソリューション向けモデルでも採用予定。


ugo3モデル

ugoは2本のアームと高さ調整により遠隔で様々な業務を行うことができるアバターロボット。AIによる学習機能で同じ稼働条件下であれば自動モードも可能。従来の単純なアバターロボットと完全自動化ロボット双方の利点を併せ持つ次世代型ハイブリッドアバターロボット。

ugo Stand(ユーゴー スタンド)
フロア移動が必要のない場所にリーズナブルな価格で導入できる、ugoシリーズのエントリーモデル。空間に溶け込むインテリアのようなデザインが特徴。移動台車の仕様(速度、段差乗り越え)は他のモデルと共通。搭載センサーは障害物センサーとLiDAR。




ugo R(ユーゴー アール)
アームを使った軽作業やフロア移動が可能なugo標準モデル。エレベーター搭乗も可能。搭載センサーはugo Proと同じ。ugo Proの違いとして昇降機能を搭載していない。




ugo Pro(ユーゴー プロ)
約2mの高さから、床面近くまでの高さ調整可能なアームで広範囲な作業エリアをカバーする高機能モデル(従来のugo)。



【ugoシリーズ仕様】


株式会社NTTドコモ 執行役員 5G・IoTビジネス部長 坪谷 寿一氏によるコメント

ugoは、「docomo 5G DX AWARDS TM 2020」の最終選考会に選出された5Gとの親和性が高いロボティクスソリューションであり、この度ドコモから提供開始できることを大変嬉しく思います。大成株式会社との協力により人とロボットの分業モデルを確立した警備ソリューションとして、警備分野における慢性的な人手不足や警備員の高齢化といった業界課題の解決に貢献できると考えています。
関連サイト
ugoシリーズ

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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