東京都立中央図書館が実証実験で「CLOVA Chatbot」を採用 図書館の一部サービスがLINE対話で利用可能に 富士通と連携

LINE株式会社はAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」が提供する「CLOVA Chatbot」が、東京都立中央図書館の「AIを利用したチャットボットによる自動応対の共同実証実験」で採用されたことを発表した。

今回、都立中央図書館での実証実験に採用された「CLOVA Chatbot」は、最新の機械学習アルゴリズムと自然言語処理技術に基づく強力な対話エンジンによって業界最高水準の正答率を誇るAIチャットボットだという。LINE公式アカウントのメッセージ形式に対応するほか、高機能ビルダーでプログラミング等の専門知識がなくてもシナリオ設定等の操作ができる、といった特長を持ち、LINE公式アカウント「厚生労働省 帰国者フォローアップ窓口」や、「東京都緊急事態措置Q&A」などに活用されている。




富士通のシステム環境と連携した「CLOVA Chatbot」を活用

都立中央図書館は、蔵書数約210万冊を有する国内最大級の公立図書館であり、来館者、非来館者を問わず、都民及び利用者に高度・高品質な情報サービスを提供できるよう、利用者の多様な学習活動や調査研究活動を支援している。一方、利用者の調べたいことや探している資料などに関する質問に対して必要な資料・情報を案内するレファレンスサービスについては、膨大な蔵書により司書の負担が大きいことやユーザーの利便性といった面で課題があり、属人化しない、時代に見合ったサービスの向上が課題となっている。

今回の実証実験では、そのような課題の解決や、より質の高いサービス提供を目的としたチャットボット活用の可能性を探るため、都立中央図書館が富士通のシステム環境を通して「CLOVA Chatbot」を活用し、実施する。



実証実験に参加する利用者はLINEのトーク上で都立中央図書館の利用に関する問い合わせや、学習調査、研究に関わる調べもの相談に関連したサービスを受けることができる。また、有人チャット切り替え機能により、直接図書館職員に問い合わせることも可能。実証実験の期間は2020年12月1日(火)〜12月25日(金)。


有人チャットは平日10時から20時45分、土日祝日は10時から17時15分まで利用可能

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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