注目の「ふわふわ癒し系ロボット」5選を紹介!柔らかい触り心地、思わずニコッとしてしまう声や仕草の家庭用ロボット達

ペットのようなかけがえのない存在。ふわふわとした触り心地に声や仕草で癒される。思わずニコッとしてしまう。今回の記事ではそんなふわふわ癒し系ロボット5選を紹介する。


もふもふした愛らしさを持つ「もふりん」

MOFLINはもふもふした愛らしさを持つペット型AIロボット。やわらかく、あたたかな毛皮と本物のいきものようなかわいらしい鳴き声、愛らしい仕草、いつまでも可愛がっていたくなる存在。



いきものが持っている感情的な特徴、個性や成長を独自のAIによりモデル化し、いきものらしさを生み出しており、各種のセンサーを知覚とした動作の組み合わせによって様々に生まれる無数の反応は状況によって変化していく。



2020年8月5日〜2020年9月25日に「kickstarter」で行なったクラウドファンディングでは、目標金額200万円の3,238%となる6,477万円を達成。世界最大規模のテクノロジー見本市「CES 2021」ではデザイン性や機能性が極めて優れた製品・サービスに贈られる「Best of Innovation Award」(ベスト・オブ・イノベーション)賞をCES2021のRoboticsカテゴリーにおいて受賞した。なお、発売予定は不明(2021年2月17日時点)。



【動画】


ゆるい会話で励ましてくれる「おしゃべりコウペンちゃん」

「おしゃべりコウペンちゃん」はTwitterで人気のキャラクター「コウペンちゃん」をモチーフにしたコミュニケーションロボット。ゆるい会話でユーザーを褒めたり、励ましたりしてくれる。


月額のクラウドサービスに加入することで、しりとりや天気予報などの機能を利用できるようになる他、たくさんコウペンちゃんとお喋りできるようになるが、月額のクラウドサービスに加入しない場合でも、コウペンちゃんとの簡単な対話をはじめ、ゲーム、時計、目覚ましなどの機能を利用することができる。「おしゃべりコウペンちゃん」の価格は18,000円(税抜)で、VAIO公式サイトより購入可能。


リュックサックを背負った「おしゃべりコウペンちゃん」
おしゃべりコウペンちゃんは42秒から


どこか頼りないけれど、放っておけない「ニコボ」

寝言も言うしオナラもしちゃう。どこか頼りないけれど、なんだかかわいい、ほうっておけない。そんな同居人のような弱いロボット「ニコボ」。感情を持ち、機嫌が良かったり、悪かったり、活動的だったり、そうでなかったり、その感情に応じて、ふるまいが変わる。自分では移動できないため、気分によってアピールしてくる。また、日光浴などが好きで強い光に反応する。



【動画】ニコボと日向ぼっこ

複数のマイクで音がする方向や人が話した言葉を認識し、独自の言語「モコ語」をつぶやいたり、日本語のような言葉をまじえて返事をしたりする。役に立つロボットではなく、同じ時間を過ごしているうちに大切な存在になっていくようなロボットのため、ディープラーニングなどのAI技術は使用されていない。



【動画】ニコボとおしゃべり

パナソニックは「ニコボ」のクラウドファンディングを2月16日13時から開始しているが、目標金額である1,000万円は達成。320台は売り切れとなった(2月17日11時時点)。なお、ニコボはパナソニックが二子玉川 蔦屋家電に展開する「リライフスタジオ フタコ」にて、2月17日(水)から3月31日(予定)までプロトタイプの実機展示が行われる予定。

Makuake【パナソニック開発】気ままな同居人ロボット「ニコボ」。寝言やオナラまで。
https://www.makuake.com/project/nicobo/



モフモフのおやすみロボット「ネモフ」

ネモフは「ねむりのおともに」をコンセプトに設計されたモフモフのおやすみロボット。眠い時にゆっくりと優しい声で「不思議な話」をしてくれたり、オルゴールを流し「癒しの音色」を聞いたりと睡眠効果を促してくれる。朝になると体をフリフリ揺らしながらを起こしてくれる。



クラウドファンディングサイト「Makuake」で発売をすると、限定100台がわずか14時間で完売した。その後も追加販売などが不定期で行なわれているが、ホームページでは「ネモフは現在完売しており、また今後の販売は未定」となっている(2021年2月17日時点)。



【動画】ネモフができること


たくさん撫でると甘えんぼうになる「あまえんぼうねこちゃん」

あまえんぼうねこちゃんは本物みたいな「尻尾」の動きと「鳴き声」で感情表現が豊かな、愛らしい猫型ペットロボット。名付け親になることができ、名付けた名前を呼ぶと、尻尾をふったり、その日の気分で返事をしてくれたりする。



頭・喉・背中等、5つのセンサーを搭載し、たくさんなでると仲良くなり、鳴き声や尻尾の動きが変化したり、甘えんぼうになっていく。鳴き声・尻尾の動き・感情表現は全100通り以上。ふわふわな抱き心地で本物の猫の鳴き声も多数収録している。「あまえんぼうねこちゃん」の価格は19,800円(税抜)で、全国の百貨店、玩具専門店、カタログ通販、インターネット通販、介護通販等で購入可能。


【動画】

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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