GPS児童見守りサービス「みもり」新モデル発売、アンケートを実施 コロナ禍で「地域の人出が減った」と感じる保護者は5人に1人

昨今、少子高齢化に伴い、地域ボランティアによる子どもの見守り活動に限界が生じていることが指摘されている。

こうした地域の目の減少などを背景に、16年前から保護者と学校の連絡システム「マチコミ」を展開しているドリームエリア株式会社は、子どもの安全を守るため児童見守りGPS「みもり」を開発・発売している。

同社は、同商品発売以来初となる大型リニューアルした新モデルの予約開始を2021年2月10日に行ったが、同商品の新規予約数が昨年対比で約200%となったことより、「子ども見守りGPS」の認知が上がり市場が拡大していると予測。新モデル出荷日である2021年3月10日にあわせて、「地域の見守り」に関するアンケート(同社実施)結果を発表した。





児童見守りサービス「みもり」について

「みもり」は、2018年7月にサービスを開始した、子ども用の見守りGPS端末だ。保護者のスマホに専用アプリをインストールして「みもり」と連動させ、アプリケーションから子どもの現在地確認や行動管理を行なうことができる。危険な場所に侵入した場合は保護者に代わり「みもり」が音声で直接子どもに警告。全国47都道府県で、1万施設以上、233万人以上の方に利用されている無料の緊急連絡システム「マチコミ」で地域ごとに蓄積された危険場所データベースや、不審者情報データベースと連携して、音声で子どもの安全を守る。発売開始以来、特に「子ども用携帯やスマートフォンを持たせたくない。学校への持込が禁止されている」という小学校低学年の子供がいる家庭を始めとした、多くの保護者が利用している。


今回の新モデルについて

今回の新モデルは、スマホで録音した保護者の音声を「音声メッセージ」として送れる等の新機能に加え、従来のGPSだけでなく衛星測位システム「みちびき」にも対応。屋外での測位性能が向上するなどのバージョンアップを行った。

【新機能と主なリニューアルポイント】
●【新機能】保護者の音声を録音しメッセージとして送信
●【新機能】紛失時に音で見つかる「みもりを鳴らす」
●通信方式がLTE-Mに。通信速度向上により連続稼働時間がアップ
●従来のGPSに加え日本版GPS「みちびき」にも対応
●25%の小型化を実現
●充電時間の短縮 など

(左)新モデル、(右)前モデル :前モデルと比較して25%の小型化を実現。各操作ボタンには子供が覚えやすく簡単に使えるように、音声確認ボタンは星マーク、緊急時に利用するボタンには三角マークを刻印。

家の中で「みもり」が見つからない場合など、「みもりを鳴らす」を使ってすぐに発見可能に。スマホアプリで「みもりを鳴らすボタン」を押すと、LTE通信回線経由で「みもり」に接続し本体のスピーカー部分から電子音が流れ、場所を特定できる。




「地域の見守り」に関するアンケート結果

同社は、コロナ禍でさらに人出が少なくなっている中、未就学児から大学生までの子供がいる保護者に向けてアンケートを実施した。結果、コロナ化で現在も「地域の人出が減った」と感じている保護者は5人に1人となっている。また、登下校時の子どもの見守りは「以前と変わらない」が約6割で最多。約2割が「わからない」との回答であった。


コロナ禍で現在も「地域の人出が減った」と感じている保護者は5人に1人

新型コロナウイルスの感染拡大以降の地域の人出を質問したところ「減った」と回答した方は19.6%となり、5人に1人が家の近くの人出の減少を現在も感じていることが分かった。一番多かった回答は「一時減ったが、戻った」(50.9%)、次いで「変化はない」(20.7%)という結果となった。



登下校時の子どもの見守りは「以前と変わらない」が約6割で最多

「登下校時に子どもを見守る仕組みに変化はありましたか?」という質問に対しては「以前(新型コロナウイルス感染拡大前)と変わらない」(57.0%)と回答した方が約6割と最多。一方で残りの4割の方は「わからない」(18.6%)や「見守る人が減った」(13.6%)と回答しており、そもそも子どもの見守りについての情報がなかったり、コロナ禍で見守る人が減ったと感じていたりする人もいることが見て取れる。



コロナ禍の学校・園生活で心配なこと(フリーコメント)

「コロナ禍の学校・園生活で心配なこと」をフリーコメントで回答してもらったところ、感染に関することのほか、コミュニケーション不足への危惧に関するコメントが多く見られました。また、地域との繋がりの減少を残念に感じているコメントも多数寄せられた。

▼【回答の一例】
・『感染そのものと風評被害』
・『友達との会話や遊ぶ時間、学校行事がなくなり、人付き合いが減ってしまったのが気になります』
・『コミュニケーション不足によって、まとまりがなくなってしまうこと』
・『行事が減り、友達とのコミュニケーションが取れないこと』『子ども達の心のケア。イベントがすべてなくなり学校生活がつまらない』
・『地域の方々にも協力をしていただいていた校外学習、街探検や職場体験などが中止になった。家庭でも取り組んではいるが、学校単位で地域や人との繋がりを学べる貴重な機会が減るのはとても残念』
【調査概要】
調査日時:2021年3月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:「マチコミ」利用者(未就学児から大学生までの子供がいる保護者の方)
有効回答者数: 2,200名



■【動画】見守りサービス「みもり」 ~ 親子げんか ~

「みもり」公式サイト:https://mimori-ai.jp/

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ロボスタ編集部

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