IoTとAIを使ったスマート給餌機で真鯛のエサの量を効率化、2割削減!育った魚は「うみとさち」で販売開始 持続可能な水産養殖へ

ウミトロン株式会社はおいしさ・安心・サステナブルにこだわった魚「うみとさち」を全国の消費者向けにオンラインショップを通じて販売を開始することを発表した。


搭載のAIが魚の食欲に合わせて餌やり

「うみとさち」にはIoT・AI技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL」(ウミトロン セル)が使用されている。「UMITRON CELL」は搭載のAIにより魚の食欲に合わせて餌やりをすることで、従来給餌量より2割削減。また、従来より少ない餌量でも、魚の食欲に応じてスマートフォンなどから遠隔で餌を与えることが可能なため、出荷時のサイズや質を保ちながら生育期間を1年から10ヶ月に短縮させることに成功している。

スマート給餌機「UMITRON CELL」を活用した複数真鯛事業者との大規模実証結果として、従来給餌量より2割削減、生育期間を1年から10ヶ月に短縮させることに成功。

魚の食欲に応じてスマートフォンなどから遠隔で餌を与えることが可能

スマート給餌機「UMITRON CELL」(ウミトロン セル)により、魚の食欲を解析しながら海に無駄な餌の流出を防ぐことで、海に優しく、かつ短期間でも大きく身質の良い魚づくりに貢献する。2021年6月4日より「うみとさち」オンラインショップにて真鯛商品の販売を開始し、6月中旬よりサーモン等他の魚種も販売していく予定。


海の資源量の減少、及び日本における海の資源や環境に配慮したシーフードの認知の低さ、購入可能な販売チャネルが限られていることが課題となっている。ウミトロンは今後取扱魚種やパートナーとなる生産者、加工会社、量販店、飲食店を増やしていき、「うみとさち」を通じてサステナブルシーフードの認知向上、及び販路の多様化を進めていく。

おいしさ・安心・サステナブルにこだわった「うみとさち」
おいしさ
シーフードを育てる匠がこだわり抜いた、海のごちそうをお届け。

安心
対話を重ねることで見えてきた匠の素顔やストーリー、環境情報を公開。

サステナブル
匠たちの取り組みや哲学、それを支えるテクノロジーで海に優しく育てていく。


「うみとさち」オンラインショップ立ち上げの経緯

ウミトロンは2020年11月から2021年1月に実施したクラウドファンディング、及び2021年2月から2021年3月にかけて、東急ストアやヤオコーなど大手量販店の複数店舗にて実施した「うみとさち」テスト販売、各種イベントを通じて約800名の消費者に「うみとさち」の魚を提供した。

このうち608名のアンケート回答が得られ、「水産エコラベルの商品を購入していますか?」に対して「水産エコラベルを知らなかった」が80.9%(n=227)、「環境や人に配慮したシーフードがあれば、また購入したいか」に対して「非常にそう思う」が60.5%(n=608)、「そう思う」が12.4%(n=608)となった。また、アンケートの自由記述にて「インターネット販売を実施してほしい」「販売店舗を増やすなど、入手可能な先を増やしてほしい」「販売先がわかったらぜひ購入したい」といった身近な販売チャネルでの取扱を希望する声が多数寄せられた。


今後の展開

ウミトロンは生産者や加工会社とのパートナーシップを広げていき、「うみとさち」オンラインショップでの取扱魚種や商品形態を増やしていくことで、消費者へよりサステナブルシーフードを日常生活の購買における身近な選択肢のひとつとなるように、展開していく。さらに、量販店、飲食店、百貨店、通販サービスなどのパートナー企業・団体を開拓することで、サステナブルシーフードの認知向上、及び販路の多様化を進めていく。


ウミトロン株式会社について

ウミトロンは成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業。シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発している。同社は世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指している。



関連サイト
ウミトロンWebサイト

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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