パナソニックが「プログラミング×住空間」で未来の暮らしを創造するセッション開催 MITメディアラボ「サマーキャンプ 2021」で

パナソニック株式会社はマサチューセッツ工科大学メディアラボ(以下、MITメディアラボ)が国内で初めて単独主催する教育イベント「Media Lab Summer Camp 2021」に参画し、2種のセッションを開催したことを発表した。

一つはMITメディアラボが開発したプログラミングソフト「スクラッチ」(Scratch)を活用して、IoT家電のプロトタイプをプログラミングして“理想のクッキー”や“未来の照明”を探索するリアルセッション。もう一つは、都市未来デザインについてデータと審議を通したまちづくりを、オンラインセッションで高校生を中心とした参加者と協創した。

「Media Lab Summer Camp 2021」とは
2021年6月下旬、中学生・高校生を対象に開催された。業界を超えたコラボレーションを通して社会課題思考の研究や活動にチャレンジした経験、学びを次世代に伝え、学び合うセッションが開かれた。



「プログラミングx家電で未来の暮らしを創造しよう」セッション

プログラミングできるトースターを使った理想のクッキーづくりや様々な色の光を操作できるスマート照明を使った作品づくりを通して、IoTと未来のくらしについて皆で考え、IoT家電は利便性の向上だけではなく、そこで暮らす人の「創造性を育む道具」としても使える考え方をシェアした。また、MIT Media Labの創造の哲学であるコンストラクショニズムやクリエイティブラーニングについて紹介し、これらの考え方が、これからの重要な学びになることを紹介した。

プログラミングトースターのイメージ

リアルセッションの様子 Scratch×トースター(クッキーづくりではヒーターの温度や時間を調整して親子で試行錯誤しながら、「もっとサクサクにしたい」など、理想の食感や味を目指した。)

様々な色の光を操作できるスマート照明のイメージ

リアルセッションの様子 Scratch×スマート照明(スマート照明ではアート作品を題材に対話型観賞により作品と自身との関係を言語化した後、「生命感」を表現する光の作品をスマート照明を用いて創り上げた。)


プログラミングトースターを用いたセッションは小学校3~6年生の親子(各回8組)を対象に実施し、スマート照明を用いたセッションは中学1年生~高校3年生(各回8チーム、1チームは2人以上)を対象に実施した。プログラミングトースター、スマート照明は製品化未定の試作機を使用した。なお、プログラミングトースターのワークショップは、クリエイティブミュージアム AkeruE(東京有明パナソニックセンター内)にて2021年9月中旬以降にシリーズ開催を予定している。


「都市未来デザイン ~データと審議を通したまちづくり~」セッション

パナソニック ライフソリューションズ社とMITメディアラボ シティ・サイエンスグループは、住民参加型のこれからのまちづくりプロセスとモビリティに着目した共同研究を2018年~2020年まで行ってきた。同セッションでは共同研究の取組みやパナソニック/シティサイエンスが取組むまちづくりプロジェクトの事例を紹介すると共に、参加者とケーススタディを通して未来のまちづくりについて理解を深めた。同セッションには高校生のほか、約20名が参加した。

関連サイト
Media Lab Summer Camp 2021

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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