Sonosの新製品「ソノス ローム」レビュー Alexa対応のモバイル防水スマートスピーカー、音質やAlexaとの会話を動画でチェック

Sonosの新製品、ポータブル・スマートスピーカーの「Sonos Roam」(ソノス ローム)が届いたので早速、開封の儀と製品レビューをお届けしよう。「Sonos Roam」はバッテリーを内蔵したモバイル仕様、Alexaにも対応していることから、気軽に持ち運びできるAmazon Echoシリーズのような使い方ができる。

うちにやってきた「Sonos Roam」、カラーはブラック。スマートスピーカーの行動範囲を広げてくれる

筆者のスマートスピーカーの用途は主に、iPhoneの外部Bluetoothスピーカーとして使ったり、Alexaの音声操作で「Amazonミュージック」と「Spotify」のプレイリストや楽曲をBGMとしてかけて楽しんでいる。その範囲ではEchoシリーズと同様の使用感で、かつ、なかなかの高音質、低音はしっかとり重く、高音はすんで伸びがある。そのため結果を言えばとても気に入っている。
「Sonos Roam」は既に発売中で、価格は23,800円(税込)。カラーはシャドーブラックとルナーホワイトの2色展開。

横に置いてもシンプルなデザインでかっこいい。サイズは6.2 x 5.9 x 16.8cm。重量は430g。フル充電で約10時間連続再生。Apple AirPlay 2、Bluetooth、Wi-Fi対応。なお、スピーカーは本体の前面に配置(ロゴのある面)で、360度ではない

この記事では、「Sonos Roam」を使ってAlexaと会話したり、Alexaに音声指示で楽曲を指示して再生する様子などを動画で紹介しよう。動画では、Alexaが歌う「君の名前」で音質をチェックしたり、(僕のお気に入りの)「Echo Show 10」との比較もできる。


「Sonos Roam」の特徴

「Sonos Roam」の最大の特徴は、バッテリーを搭載したモバイル仕様だということ。スマートフォンと「Sonos Roam」をBluetoothで接続すれば、家の中を持ってウロウロ移動しても、どこでもいつも高音質のサウンドと一緒にいられる。

角の取れた三角を基調にしたデザインは持ちやすい


防水仕様なので屋外でも使用可能

もうひとつの特徴は防塵・防水仕様(IP67規格に準拠)だということ(IP67規格に準拠)。「家の中どこでも」と言ったが浴室の中(浴槽の中じゃない)でも利用OKだ。最近は、スマートフォンを持ってお風呂で音楽を楽しむ人も増えていると思うが、Alexa対応で高音質のスマートスピーカーを持って入れば、クオリティ・オブ・ライフももっと向上するかもしれない。
防塵・防水・・そうなると屋外でもOK。クルマで一緒に「Sonos Roam」とドライブして、いつものプレイリストを海岸線で楽しむこともできる。カーシェアやレンタカーをよく利用するユーザーにもお勧めだ。



Alexaで楽曲再生を指示できる

筆者はサブスクで「Amazonミュージック」と「Spotify」(スポティファイ)に契約しているが、どちらも「Sonosアプリ」と連携すれば、まずはスマートフォンの「Sonosアプリ」操作でプレイリストや楽曲等を指定して「Sonos Roam」を楽曲再生して楽しむことができる。
とはいえ、楽曲の指示はEchoのようにAlexaの音声操作を使って行いたいところ。それももちろん可能だ。ただ、最初の設定が少し面倒で迷いやすい。設定ができてしまえばEchoシリーズとほぼ同様にAlexaの音声でプレイリストや楽曲を指示することができる。
なお、「Sonos Roam」の特徴は下記の関連記事でも解説しているので、併せてお読み頂きたい。


「Sonos Roam」開封の儀

まずはお約束の「開封の儀」から。パッケージはとてもおしゃれ。コンパクトだがおしゃれにまとまっている。


パッケージの上部を破って開封。


クロスに包まれた本体が出てきた。おしゃれ。


同梱部品の一覧。本体、USB-Cケーブル(充電用)、簡単な取扱説明書。ACアダプタは同梱されていないので、著者はAnkerの「PowerPort 4」に、他のスマートフォンやタブレットと一緒にUSBケーブルで接続して充電している。


初期設定の手順は付属のマニュアルを見れば簡単にできる

初期設定には「SONOS」アプリのインストールが必要。


スマートフォンとの接続が面倒だったり、解りづらかったりするのが心配という人も大丈夫、スマートフォンと「Sonos Roam」のペアリングは本体同士を近づけるだけでアブリが自動で行ってくれる。



最適な音質に自動的にチューニング「Trueplay」

「Sonos Roam」には、置いた場所に合わせて最適な音質に自動的にチューニングしてくれる機能がある。具体的には「Sonos Roam」に搭載されていマイクで周囲の環境、つまり部屋の真ん中なのか、端なのか、どちら側に壁や障害物があるのかなどを「Sonos Roam」自身が測定し、その環境に合わせて音響チューニングを行なってくれる。そのセッティングもアプリで行う。



Alexaとのフル連携には設定が必要

普段、Amazon Echoシリーズに使い慣れている人にとっては、「いつものEchoと同様にSonos RoamでもAlexaとコミュニケーションしたい」と感じるはず。この点はとても重要だろう。例えば「天気」を聞いたり、「今日は何の日」かを聞いたり、「Amazon Music」や「Spotify」のプレイリストを音声で指示したり。
それには「Sonosアプリで音楽サービスにAmazon Musicを登録すること」と「AlexaアプリでSonosアプリとSonosアカウントを連携すること」の双方が必要だ。両方きちんと登録(連携)ができていないと、「Sonos Roam」でAlexaに天気は聞けても、Spotifyが聞けない、などの中途半端な状況になってしまうので要注意だ。

「Sonos」アプリの「音符アイコン」で「サービスの追加」で「Amazon Music」を登録。


「Alexa」アプリで「Sonos」スキルを追加し、Sonosアカウントを登録。



Sonos RoamでAlexaと会話、音楽を聴く

と、いうわけで、無事にAlexaやAmazon Music、Sonosスキルとのリンクが完了したら、下記のように「Sonos Roam」でAlexaといつもの会話を楽しむことができるようになる。もちろん、Amazon MusicやSpotifyのプレイリストや楽曲もAlexaで音声操作して聴くことができる。
「Sonos Roam」の音質についてはポータブルということを考えれば全く文句なし。ちなみに、動画の中で「Amazon Echo Show 10」と比較しているが、Echo Show 10は僕が最も音質で気に入っている(重厚で素晴らしい)Echo製品のひとつ。それと比べても「Sonos Roam」がいかに澄んだ音を出してくるか、イメージ的に理解できるのではないだろうか。もちろん音質は人によって好みが異なるし、YouTubeでの再生なので、あくまで参考程度にとどめて頂きたい。サンプル曲はいつもの「君の名前」。Alexaの歌声で。

■ Sonos RoamでAlexaと会話 & 音質のチェック(Sonos Roam vs Echo Show 10)

Amazon Echoシリーズの国内製品には、ポータブルで防水の製品がAmazonのラインアップには用意されていない。そのニーズを埋める製品として「Sonos Roam」は最適の一台だろう。

関連サイト
Sonos Roam 公式サイト

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神崎 洋治
神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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