メタバースサービス「VIRGO β version」公開 VRゴーグル要らずで200人以上の同時コミュニケーション数を実現

株式会社カクシンは200人以上が同時に入ることができ、ユーザー同士の会話も自由に可能なメタバースサービス「VIRGO」(ヴァルゴ)のβ versionをリリースしたことを発表した。アプリは無料で公開され、デモルームは自由に利用できる(一部機能制限あり)。


200人以上の同時コミュニケーション数を実現

昨今「メタバース」が注目され、様々なメタバースサービスが公開されているが「同時接続数は多いが個々の参加者の行動が制限されている」「自由に動けるが同時接続数は限られている」など様々な種類があり、利用用途によりサービスの選択肢が増えてきている。その中で「VIRGO」(ヴァルゴ)は「周りにたくさんの人がいる安心感」「ザワザワしている賑わい」「他の人にもすぐに話しかけることができる」などリアルの空間の感覚に近いコミュニケーションできる場を提供したいと考えている。そのため、「同時接続数」ではなく「同時コミュニケーション数」と表現した。



「VIRGO」(ヴァルゴ)の特徴は大きくは以下の通り。

【機能の特徴】
・200人以上の同時コミュニケーション数を実現
・周りの人とのボイス会話が可能
・空間オーディオ機能:近くの人の声が大きく聞こえる
・スピーカー機能:全体へ音声を共有したい場合に利用できる
・ブラウザ/デスクトップ画面共有機能


制作知識ゼロですぐに使えるメタバース空間

メタバース空間を活用した場合、VRゴーグルが必要なのか、アバターやワールドを作らなければいけないのか、など技術的な不安が生じることがある。「VIRGO」(ヴァルゴ)はレンタルルームのような感覚でスポットで安価にワールドを借りることができ、イベント運営等に注力できるのも特徴。

・セミナー/懇親会
登壇者がプレゼンテーションしているのを聴講することもでき、また、話したい方と立ち話をする、ちょっと個別に打ち合わせをする、など「直感的に話をしたい」を実現できるスペース。全員の前で質問しづらい内容も、リアル会場のように、個別の対応が可能になる。鑑賞会から感想を語り合う、といったファン同士の交流会にも活用できる。


・バーチャルオフィス
リアルのオフィスでは仕事中にちょっと誰かに質問したい、画面を見ながら話をしたい、といったことができる。同じように「VIRGO」(ヴァルゴ)のバーチャルオフィスワールドでは、画面共有機能がついたスクリーンが設置された個人デスク、音声が聞こえる範囲を制限した打ち合わせスペースなどが用意されている。また【集中モード】【離席モード】というステータスをアバターに設定することで個人作業に集中することも可能。


今後もワールド・機能を追加予定。エンタープライズ版を希望の人はオリジナルのワールドを制作して提供することも可能。


β版公開記念初期費用無料キャンペーン

公開記念として2021年3月15日までに申し込みの人は、初期設定費用を0円としている。同社はより多くの人に利用してもらいサービス改善に努めていく。

【利用方法】
・一般ユーザーの人
公式サイトよりアプリ(無料)をダウンロードし、PCにインストール。初回のみユーザー登録が必要。

・イベント運営する人
公式サイトより必要事項記入の上レンタルルームの申込み。手続き後プライベートワールド入室方法を案内。

【対応環境】
PC(windows / Mac)のみ対応

【推奨環境】
・Windows
OS:Windows10以降
メモリ:4GB以上
グラフィック:DX10以降を搭載したグラフィックデバイス

・Mac
OS:Mac OS X 10.11以上
メモリ:4GB以上
グラフィック:Intel HD Graphics 4000以上

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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