自動運転バスと道路管理AI、ローカル5Gの活用開発の実証実験 ドコモとボードリー、エクシオが埼玉県越谷市で実施へ

BOLDLY(ボードリー)は、2022年1月24日から埼玉県越谷市内で実施される総務省「令和3年度課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」の公募における道路管理AIシステムを活用した実証実験において、ハンドルやアクセルペダル等がない自動運転バス「NAVYA ARMA」(ナビヤ アルマ)の走行に関する業務を請け負ったことを発表した。

この実証実験では4Kカメラを「NAVYA ARMA」に搭載して道路の路面を撮影し、その撮影データをローカル5Gを活用してクラウドサーバーにアップロードする。NTTドコモおよびエクシオグループが開発した道路管理AIシステムが、クラウドサーバー上の撮影データから損傷個所を自動的に検出する。AIなどの最新技術と自動運転を掛け合わせ、道路管理業務の効率化を目指す。


BOLDLYはリリースを通じて「自動運転を軸としたモビリティー分野の知見を生かし、今後も持続可能な街づくりに挑戦する企業や自治体に積極的に貢献していきます」とコメントしている。


受託業務内容

・走行環境や通信環境など自動走行に必要な情報の調査
・走行経路の3次元地図データの作成
・行政や県警からの助言などを反映した走行ルートの設定および走行調整
・4Kカメラを搭載した「NAVYA ARMA」の運行業務


実証実験実施期間 

2022年1月24日、27~29日
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により自動運転バスの試乗の予定はない。

自動運転バスの走行ルート

BOLDLYはリリースを通じて「自動運転を軸としたモビリティー分野の知見を生かし、今後も持続可能な街づくりに挑戦する企業や自治体に積極的に貢献していきます」とコメントしている。

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ロボスタ編集部

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