STEAM教育を学べるアニメ『STEAMO』U-NEXTで配信開始 タイヤがなくなったらどうなるの?など1話〜8話を配信

STEAMO製作委員会(株式会社ABCアニメーション・株式会社Barbara Pool)は、日本初・STEAM教育を学べるアニメ『STEAMO』を2月25日よりU-NEXTで配信開始することを発表した。


STAEM教育を学べるアニメ「STEAMO」とは?

「STEAMO」はSTEAM教育を身近に感じられる新しく楽しい映像教材。六体のユニークなキャラクターと共にSTEAM教育の入り口となる、世の中の様々なものに対する素朴な疑問を探究し、世の中の技術や仕組みがScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術、工芸)、Math(数学)のそれぞれが関係しあうことによって成り立っていることをアニメを通じて発見し、学ぶことができる。


©STEAMO製作委員会
世界の共通教育、STEAM教育とは?
STEAMとは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・芸術(Art)・数学(Mathematics)の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語で、分野横断的な学び。社会とテクノロジーの関係がますます密接になっていくこれからのAI時代、自分で考え、自分のスキルで具体化する能力がますます必要となってくる。

アニメの制作は日本・英国・米国の三ヶ国を繋ぎ、多種多様な人種の子どもたちのフィードバックを受けながら、コラボレーション制作を実施。また、各話の監修には角界をリードする世界を舞台に活躍をする専門家から監修を受けている(例:第一話の監修は、イギリス在住のF1チーム所属メカニカルデザイナー)。

©STEAMO製作委員会


各話紹介

1話「タイヤがなくなったらどうなるの?」
自動車が走るためにはタイヤが必要。あたりまえのことのようだけどもしタイヤがなくなったらどうなるんだろう?そういった素朴な疑問を通して、タイヤが自動車を動かすために必要な「摩擦」の力を学習し、車輪とタイヤの発達と未来のタイヤがどうなるのか、などをわかりやすく学ぶ。

2話「いえをまるごとひっこせないの?」
自分たちが住んでいる家がまるごと動くことは可能なの?そんな疑問を検証する。家をまるごと動かす「曳家」の技術とそれを可能にする油圧の仕組み、力学の基本原理を学び今注目されているモービルハウスやタイニーハウスといった実際の動く家、将来の動く家の姿を紹介する。

3話「ぼくもロボットをうごかしたい」
ほんもののロボットを動かすにはどうしたらいんだろう?プログラミングの概念を学び、命令を受けてロボットが動く理由を知りどうしたら自由自在なプログラミングが可能かを知ることができる。また、AIが発達しても人間にしかできない仕事があるといったロボットと人間の未来の関係性の話も。

4話「でんわでこえがとどくのはなぜ?」
生活の中でみんながあたりまえのように使っている電話。でも、どうして離れた相手に声を届けることができるんだろう?声が電話に伝わる仕組み、そして相手に伝わるまでの道のりを見ながら、私たちの生活に欠かせない通信について学習する。

5話「おみせのものはどこからくるの?」
お店で買ったえんぴつ、よく考えたら作り方を知らないぞ!工場でどんなふうに作られているか紹介し「生産」について学ぶ。さらに生産されたえんぴつが自分たちのもとに届くまでの「流通」の仕組みを解説!身近なものがどんなふうに作られ、みんなのもとに届いているのかを考える。

6話「グラフってなに?」
グラフはどんなことに役立っているのかな?数の比較、ものの変化や割合など、難しそうなことも、グラフにしたら一目瞭然!?グラフを使えば、いろんなことがわかりやすくなるんだよ。自分でもオリジナルのグラフ作りにチャレンジだ!

7話「ひこうきでうちゅうにいけないの?」
宇宙といえば、ロケットだよね! ん?飛行機では宇宙に行けないの?重要なキーワードは「重力」と「空気」!重力・空気の話を通して、地球と宇宙の環境の違いを解説。それぞれの環境に適して作られた飛行機とロケットの仕組みについて学ぶ。

8話「トリックアートをつくろう!」
ボールだと思って手を伸ばしたら絵だった!? 違う形と思った図形が、重ねたら全く一緒!?驚きの不思議な効果をもつトリックアート。実際のトリックアートを見ながら、その仕組みを解説し、自分で描くためのコツも伝授する。さらに街に潜むトリックアートも紹介。 どんなものがあるのか、見てみよう!

各話には「おさらいソング」がつき、アニメ本編の内容を歌とラップでもう一度おさらい。大人も子供も一緒に歌って、テーマ・内容の理解を深めることができる。

関連サイト
U-NEXT「STEAMO」


教育に関する調査

昨今、特に教育業界では「STEAM教育」という言葉が徐々に浸透しつつあるように、世界が大きく変化していく中で教育の変化も必要と言われている。そこで、『STEAM JAPAN』では2022年2月に教育に関する調査を実施。日本の教育に対して不安と思う保護者層は69.2%(約7割)、そしてSTEAM教育の認知度は 27.4%(約3割)という結果が出た。


STEAM JAPAN独自 WEB調査・子どもと同居している首都圏25〜69歳男女500名・2022年2月調査より

まだ日本では一般認知度は低いSTEAM教育ですが、世界では教育の新標準とも言われている。世界中が、分野横断で「つくりだす」学びに移行している中、日本でもそうした学びを家庭にも届けたい。その想いからSTEAM教育を学べる日本初のアニメ『STEAMO』を制作した。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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