ソーラー発電で作動するIoTゴミ箱「SmaGO」を名古屋・栄で運用開始 三井不動産/メ~テレ/フォーステック

株式会社フォーステックは三井不動産株式会社、メ~テレ(名古屋テレビ放送)とともに2022年3月25日(金)より、名古屋市・栄Hisaya-odori Park(久屋大通公園)にIoTスマートゴミ箱「SmaGO」(スマゴ)を4箇所12台設置、運用を開始したことを発表した。


4G通信機能でゴミの蓄積状況をクラウド上で把握

「SmaGO」(スマゴ)はソーラー発電で作動するスマートゴミ箱。ゴミを自動的に最大5倍まで圧縮する機能を持ち、約600リットルのゴミを捨てることが可能。また、4G通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できる。2020年10月からSmaGOを設置している「表参道」においてはゴミ箱の容量増加により街の散乱ゴミが大幅に軽減され、2021年6月から設置している渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK」ではゴミの回収頻度が5割以下になっている。



今回のHisaya-odori Parkへの設置では、SmaGOオフィシャルパートナーとしてメ~テレが協賛することで公園を所有する名古屋市の負担ゼロでの設置が実現した。メ~テレの局キャラクター「ウルフィ」がゴミの分別やSDGs活動を呼びかけるラッピングを行っている。



公園をはじめとする街なかへのゴミ箱の設置は街の美化や分別・リサイクルの促進はもちろんのこと、海へのゴミ流出防止にも繋がり、海洋資源の保全にも繋がると考えられている。今後も株式会社フォーステックは日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街・企業・人々とともに、SDGs活動の推進・社会課題の解決に取り組んでいく。




SmaGOについて

「SmaGO」は米BigBelly Solar社が開発したスマートゴミ箱を活用した、株式会社フォーステックが展開するソリューション。世界では50カ国以上で7000台以上導入されており、各地でゴミ回収の効率化・最適化、街の美化を実現している。

<SmaGOの特徴>
1.ゴミが溜まるとゴミを自動で5倍に圧縮
ゴミが一定量貯まると、自動で圧縮機能が作動。およそ5倍に圧縮し、1台に600リットルのゴミを溜めることが可能なため、ゴミ箱が溢れることがなくなり、街の清潔さを保つことができる。

2.通信機能でリアルタイムにゴミの量を管理・分析
内部のセンサーが溜まっているゴミの量を常に検知し、4G通信機能でクラウドに共有。PCやスマートフォンからリアルタイムに各ゴミ箱のゴミの量を確認することができる。ゴミ箱がいっぱいになるとメールアラートが飛ぶ機能や、ゴミが溜まりやすい場所や時間を分析する機能もあり、効率的なゴミ回収を可能にする。

3.ソーラーで発電し蓄電
上部のソーラーパネルで発電し蓄電するため、電源が不要なだけでなく、環境に負担をかけずに利用することが可能。使用電力も1日5W以下と非常に少なく、2週間ほど悪天候が続いても問題なく作動する。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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